『すばる』(7月号)に掲載されている「ウクライナの核危機 林京子を読む」シンポジウムの構成を担当しました。
こちらは2月23日に神奈川近代文学館で行われたものです。登壇者は下記のメンバー。
川村湊(文芸評論家)、青来有一、宮内勝典(作家)、村上政彦(作家)、森詠(作家)
林京子の問題意識を引き継ぎながら、いま、目の前にある戦争のことを文学者としてどう考えるか、が主題となっています。
中上健次が林京子を「原爆ファシズム」と批判した問題や、「湾岸戦争に反対する文学者声明」のときと現在の状況の違い。そのことを今一度考えながら、戦争に対して文学はいかに関われるのかを議論されています。
ちなみに川村湊さんとは、17年前にシアトルに留学してた際、3ヶ月ご一緒させていただいたことがありました。川村さんはサバティカルでワシントン大学にいらしてたんですね。17年ぶりにご挨拶できてよかったです。
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