選択肢を文字からアイコンに変えたら、CVRが4.5pt改善したから成功要因を分析してみた。
お疲れ様です。長澤です。
今回のテーマなんのこっちゃ?って感じですよね。
今まで5000フォーム以上分析・改善してきて、わかったこと、おもしろかったこと、失敗したこと、あなたのために今日も発信してます🌮
とある、企業さんで入力フォーム内の商品選択ページで、選択肢を文字⇒文字+アイコンに変更してA/Bテストしました。結果的にCVRが4.5pt改善しました。
改善事例をお見せしたいのではなく、なぜ成功したのか?を深堀してみました。まずは以下、改善のプロセスから。
仮説:文字情報が多く、離脱につながっている説
Aパターンなんて、「読ませる気あんのか!」と思うくらいの度胸です。実際に、フォームアシストの計測でも直帰率※が約80%と、他社平均の60%よりも大幅に高い結果がでていました。
※直帰率はフォームアシストツールでの計測ロジックでありGAとは異なります
えらいこっちゃ
打ち手:アイコン化して視認性を高めましょう
誰がどう見てもBパターンのほうがいいですね。現に、直帰率はおおよそ業界平均の60%代まで、CVRも4.5pt改善できました。素晴らしい!うれしい!
そもそもなんで改善した!?
いや、そらBパターンのほうが見やすいからや!
ということなんですが、「見やすい」をもう少し因数分解してみましょう。
①人が一定時間に認識できる文字数には、限度がある
人が一瞬で認識できる文字数は約10文字とされています。また、現代人が集中できる時間は8秒程度ともいわれておりその間読める数字は約70~80字!そら文字つらつら書いてるサイトしんどいだけです。
②人が使う脳は、文字認識とイメージ認識で左右異なる
イメージを司るのは、右脳、読み書きを司るのは左脳です。入力フォームはサイト内のどこよりも、左脳を使います。ちょっとぐらいユーザーの左脳休ませてあげましょう?
③クリッカブル領域がいい感じに大きい
アフォーダンス効果ですね。押したい!押してみたい!絶対押す!!!っていうようなボタン。ちっこいちっこいラジオボタンよりも、心理的に気持ちいです。
ということで、なぜ成功したのか?を分析してみました。なにごとも成功するのでさえ難しいです。が、その成功した貴重な体験を深掘ることが次の成功につながったりするんですね~それがノウハウですね。
フォームの分析したことない!気になる!って方はわたしのチームでウェビナーなんかもやってますのでぜひ。
それでは、お疲れさまでした!