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世界最大の楽器にして楽器の王様  【パイプオルガン】

先日埼玉は所沢市民文化センターミューズにてミューズホールオルガニストの三原麻里さんの演奏会へ行ってまいりました。

知人のお誘いでおじゃましたのですが入ってすぐ眼前にひろがる大きなパイプオルガンに驚きました!

荘厳かつ悠然とそこに存在するパイプオルガンは奈良や鎌倉で大仏さまを見た感覚に似ていて、生で初めて拝みましたが思わず小声で『でか…』と呟いてしまったくらい圧倒されました。

所沢ミューズアークホールのパイプオルガン
オーストリアのリーガー社製作

今回の演奏会はピアニストの萩原麻未さんをゲストに迎えテーマが

【光と陰のハーモニー〜印象派の扉を拓く〜】

恥ずかしながら生きてきた世界が違いすぎる私にはなかなか難しいテーマではありましたが、始まってすぐに惹き込まれていきました。

多彩な音を出すパイプオルガンの魅力的な奇奇怪怪な音色に感動し、オルガニスト三原麻里さんの躍動する指先から足先にも感動しました!

次はピアノとパイプオルガンの競演。
シャルトル国際オルガンコンクール優勝の三原麻里さんとジュネーヴ国際コンクール優勝の萩原麻未さんの豪華な競演は鳥肌が立ちました。

グランドピアノ 電子オルガン

曲の説明もありながら進む演奏会はあっという間でした。

こんな音が出るんだ!めっちゃ指の動き速い!楽譜めくる人もいるんだ!足こんな動かすんだ!足攣りそう!など何事にも興味津々な少年のような気持ちになっていました。

後半は後方のパイプオルガンの席に着き演奏されラストの曲はパイプオルガンの迫力ある力強さを存分に出した、これぞパイプオルガン!というような演奏で終始見入りながら聴き入りました。

そしてアンコールのドビュッシー【月の光】のピアノとパイプオルガンのハーモニーに癒されながら幕を閉じました。


狭く浅くなクラシック音楽好きな私ですが何曲か知っている曲もあり楽しめたし、知らなかった曲を生で一流の演奏で聴けたのはとてもラッキーでした。

世界最大の楽器にして、楽器の王様
【パイプオルガン】

本当に豊かで多彩な音色や迫力をはなち、繊細かつ力強い壮大さは『美しい自然』を感じました。
そしてそれを全身で奏でる三原麻里さんに尊敬の意を込め感謝いたします。
知らなかった【パイプオルガン】の世界を堪能させて頂きありがとうございました。

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