ベガルタ仙台へ感謝を込めて
ベガルタ仙台から新たな道を歩むこととなりました。
まず、共に戦ってきたサポーターの皆様、監督、コーチ、選手、スタッフ、そして関わるすべての方々に心からの感謝を申し上げます。この決断を尊重し、背中を押してくださったことに深く感謝いたします。
ベガルタ仙台との縁は、浦和レッズ時代から私の闘う姿勢を評価してくださった北野強化統括部長のおかげでした。加入当初、チームは苦しい状況でしたが、「クラブの信頼に応えたい」「このクラブを良い方向に導きたい」という強い思いで戦いました。残留はできたものの、本当に苦しいシーズンになってしまいました。
新シーズンから監督にゴリさんを迎え、チームは大きく変わりました。
実は大学時代、同じ寮の仲間であった、当時サンフレッチェ広島ユースの選手から『ゴリさんっていう凄い指導者がおるけ〜』とよく話を聞いていました。
噂通り、それ以上に、ゴリ監督は「この人のために勝ちたい」と思わせる稀有な指導者です。
今年のベガルタは、昇格と育成をかけた挑戦をしています。この挑戦に全力で臨めたのは、サポーターの皆様の熱い応援があったからこそです。皆様の声援が選手の限界を押し上げ、どんな相手とも自信と勇気を持って戦うことができました。
ベガルタ仙台の一員として過ごした1年は、プロサッカー選手として最高に幸せな経験でした。仙台を愛する多くの方々と共に戦った日々は、私の人生の宝物です。
これからも挑戦し続ける姿を、お世話になった方々、応援してくださる皆様、そして家族に見せられるよう、全力を尽くします。
引き続き、温かいご声援をよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。