スタジアムがくれた交流とプレゼント

記事の初公開日:2016年 05月 31日

一冊の文庫本「コンビニたそがれ堂 村山早紀作」、27日のホームジェフ千葉戦のスタジアムでもらったプレゼント。
贈り主さんは高校1年生の女の子。
Vファーレン長崎の応援にいくようになってご両親と知り合った。
ある日、お嬢さんと本の話になって、恩田陸の「夜のピクニック」の話に及んで意気投合。
最近、周囲に青春っぽい本の話をする人がいないので、彼女との話はすがすがしくていろいろと本の話をしたり、すでに読んだ文庫本を渡したりしていたのだが、まさか彼女から本のプレゼントをいただくとは思ってもいなかった。
「私がいまとっても気に入っている作家さんです。これからもいろいろ本を通して交流させてくださいね!」って、元気な笑顔で渡してくれたのが、この本。
村山早紀さんはたしか長崎出身の作家さん。そのせいかこのちょっとファンタジックな物語が懐かしく可愛く感じられて気持ちがいい。
スタジアムではとっても元気のいいお嬢さん。
Vファーレン長崎の神崎選手が「僕が長崎に来た頃小学低学年だったサポの女の子が今年高校生になったんです」と何かのインタビューで言っていたのを見たが、おそらくこのお嬢さんのことだと思う。
私が出会ったのはさすがにそれよりずっと後だけど、それでもお子さんという感じで見ていたのに、一緒に本の話ができる少女に成長したんだな。
3世代以上違う若いお嬢さんと共通の話題でお話ができるなんて、考えもおよばなかったなあ。
彼女が今後どんな本を読んでいくのか、すごく興味があるし、リアルなところでもどのような青春時代を送るのか楽しみで見ていたい。
素敵な高校生活が送れますように。
そしてスタジアムではいつものように男の子顔負けな元気を発揮してほしい。
そして、できるだけたくさん彼女の笑顔が見たいから、Vファーレン長崎の皆さんには清々しいプレーでできるだけたくさん勝利を積み上げてもらいたい。

この本は、スタジアムでもらった若いお友達との交流の記念品!
大事な1冊。
あらてめて、ありがとう

スタジアムではたくさんの人たちと知り合う。
おそらくサッカーがない日常だったら知り合わない人たち。
いつもみなさん、付き合ってくれてありがとう!
サッカーのある日常に感謝したい。

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