腹落ち
今日は朝から畑の草刈りをした。草刈機で全体を刈り、畑の淵の部分は手鎌で綺麗にした。畑を始めたことで学んだことはたくさんある。今日も一つ学びがあった。それは、「鉄製の農具は素晴らしい(=如何に鉄が人類の食物生産にとって重要だったか)」ということだった。
鉄製農具が食料の生産性を向上させたと、歴史の教科書でよく見る。頭では分かっていたが、実際に畑で手を動かすと、腹落ち具合がやばい。今日は草刈りに鎌を多用したのだが、これが鉄製じゃないとするとゾッとする(正確にはステンレス(鉄+合金)の鎌だけど)。生い茂る草も、木の枝も、スパスパ切れる。
学校で勉強していた時、鉄製農具が活躍するのは耕す時なイメージだった。ただ、おそらく鉄製農具がその真価を発揮したのは、草刈りの時ではないかと思う。耕作よりも草刈りの方が頻度多そうだし。
体感することで、よく分かることがある。ということが最近よく分かってきた。実は自分は、いろんなことを本当のところ、よく分かっていないのかもしれない。