2023年の総括「驚」
2023年も年末。皆様のおかげで、何とか乗り切ることができました。感謝の思いでいっぱいです。さて、いつものフォーマットで今年を振り返ってみます。
<2023年の総括>
・点数 採点不能
・今年の漢字 「驚」
今年は、ジェットコースターのような目まぐるしい年で、良いことも多かった反面、悲しいことも多かったように思います。点数をつけるとしても+200点の要素もある反面、-200点の要素もあり、採点不能です。
プラス面で言えば、やりたいことに勢力的に取り組め、驚くほどに結果も出すことができました。
年始めに書いた「魚ビジネス」は、すでに9刷が決定しており、多くの方に読んでいただいています。大変嬉しく思うとともに、魚ビジネスの知られていなかった点を多くの方に知っていただくことで、水産業を取り巻く情勢が良くなることに寄与できたのではないかなと思っております。また、TV出演も増えました。現場の漁師や魚屋のことを知らずに悪く言うコメンテータもいますが、自分が代わっていくことで本当のところを世に伝えられればと思っており、そういう立ち位置が増えたことは嬉しく思います。まだまだ、力不足も感じますが、水産業の本当のところを伝えて世の中を良くしていくことを使命と思っており、引き続き皆様のお役に立てるようにしていきたいです。
お仕事では、ふるさと納税関連のコンテンツ制作や国の事業をはじめとした各種コンサルなどが多い年でした。長崎県や新潟県をはじめ、全国各地様々なところに伺いました。いろいろな関係で個別に名前を挙げるのは控えますが、皆様、今年も大変お世話になりました。
また、すごかったのは、作曲をするという長年の夢が叶いました。「ホタルイカの光/深海ボサンバ」をリリースして、水族館や小学校の運動会など、いろいろなところで使っていただきました。自分がやりたいことに対して沢山の方のご協力をいただき、新たな景色を見ることができました。本当にありがとうございました。
一方で、長年さかなの会を共に運営してきた副代表の青木が亡くなったことは、今年最も大きな出来事と言えます。青木さんには、生物分野や子供向けコンテンツといったところで頼りっぱなしで、何かと相談をしていましたし、いざというときにはブレーキを掛けてくれる最高のパートナーでした。これまで苦楽をともにしてきて、これからという時だったので、本当に残念でなりません。ただ、お別れの場には、渋滞ができるくらい多くの方にお越しいただき、自分としても本当にありがたかったですし、青木さん自身、とても喜んでいたと思います。
実は、葬儀の1ヶ月後に青木さんが夢に出てきたことがあります。「1日だけ生き返らせてもらったんすよー。」と言っており、いろいろと挨拶回りをしていたようで「人生、楽しみながら人の役に立つのが一番っすよ。」と言って自宅最寄り駅から旅立っていきました。
2023年を総括すると、総じて、良い意味でも悪い意味でも驚きに溢れた年でした。なので、今年の漢字は「驚」です。
<来年に向けて>
仕事もできているようで、たまたまマグレが続いているだけなところもあります。来年はそのあたり、体制を整えて足場を固めていきたいです。
30代最後の年末でもあり、自分という人間も1つの形となったように思いますが、来年は新たな40代としての自分の形に向かっていくため、「原点に還ること」を1つのテーマにしていこうと思います。
仕事としては身内に不幸があったこともあり、来年の新年のご挨拶は控えようと思いますが、皆様、来年もよろしくお願いいたします。それでは、良いお年を。