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最高のリューター

最高のリューターに、出会ったぁ。
(下條アトムさん風)…の話。

先日買ったハンドリューターが超快適&理想的で、この嬉しさを伝えたくて書いてます。

まず僕のリューター遍歴。
そんな大したものじゃあないんですが。
学生時代は憧れの道具でしたね。
当時リューターの代名詞はDREMEL。
小学生時代に読んだホビージャパンのガンプラ記事等で「ドレメル」なる謎の道具が頻繁に出てきて妄想膨らませたもんです。

高校の卒業制作に「どうしても必要なんだ!」と親にねだって買ってもらったPROXXONのリューターがスタート。

久々に引っ張り出しました…動く?

近所のホームセンターにて購入。
長い事これ1本で頑張りました。
チャック部分も穴に刺すだけ。
シンプルで音も爆音でしたが、よく頑張ってくれました。
ただこのリューターは使えるドリルの軸径が一つだけだったのが残念でした。

なので2台目。
リョービのホビーリューター。
…ホ、ホビー?

悩んで悩んでなぜかリョービを選択。

パワーが欲しかったのもあるんですが…
物が届いてビックリ!
ホビーはホビーでもジャンル違いでした。
パワーは半端ないので木製土台の面取りとかバイクのハンドルのサビ取りとかには重宝します。

早々に3台目。
遂にDREMELです!

憧れのDREMEL!

ホビー用のスマートなのがちょうど出た時だったので期待大でゲット。
凄く良い出来で暫くの間はメインリューターでした。
速度調整、小型、ドリルチャック式。
必要な要素はほぼ押さえています。
ただ低速のパワーが無くてカチカチのニューファンドだと辛い事もありました。
モーター音もそれなりにはしました。

そして4台目。
またもやDREMEL。

2台目のDREMEL!オトナになったなぁ。

充電式が便利そうだと思って小型のDREMELを買いました。
が、前のDREMELがスマートで使いやすかった反面、これはデカくて重くて出番が少なかったです。
しっかり握って使うのでペンのようには持てず、細かなディティールの切削作業とかには向かなかったのが痛い…

そして5台目。
遂に、出会ったぁ。

これ最高。

アルゴファイルのハイパーハンディミニルーター ARTIMA AT -アルティマ オートトルク- ART120!長い!
凄く快適、そのポイントを以下3点。

1.深夜作業も安心の静かさ。
年とともに夜作業が辛くなってますが、それでもやる時はやります。
そんな時に何の気兼ねもなくドリドリ出来る静音設計は有り難い。

2.止まっているかのような軸の安定性。
今までのも十分安定していましたが、なんとなくこのアルティマは更に安定して見えます。小さなドリルビットになるほど顕著に分かりますね。

3.切削負荷に反応してトルクアップ!!
コレですよこのアルティマのストロングポイントは。
低速にすると今までのではパワーも落ちて負荷に負け、下手すると止まったりしてました。
回転中に動きを無理に止めるのはモーターには凄く悪いみたいですし。
実際使ってみるとイメージしていたものと違って、ある決まった負荷に到達したら一気に馬力が上る感じ。
負荷に応じてグラデーション的に変化するわけではなさそうです。
しかしこれがあるとないとでは雲泥の差。
あぁ、早く出会いたかった…(昔はなかったか。)

最後にマイナス(?)感想も少し。
チャック部分が標準ではコレットチャックになっています。
これはドリルの軸径に応じて軸受け部品を交換しなければならないので、色々な軸のドリルビットを使う人には大変不便!
僕も細かな作業用の物から木工用の太い物まであるので、いちいちバラして根元の部品から替えるのが手間でした。
しかしオプション部品としてドリルチャック部品も販売されていて、それに替えるとウルトラ快適!
最初からこれで売って欲しかったけど、本体価格を抑えるための手段だと理解します。
これいれると実売でも一万超えますから…
でも必須だとおもいます。
その分、ジルコニア製のドリルビットなんていうとんでもないハイスペビットが標準付属品で付いてます。
しかも本体の置台まで付属。
これのおかげで作業机の上に常備していつでも使える状態に。素晴らしい〜!

どれだけ需要があるのかは分かりませんが、少なくとも僕には至高のハンドリューター。
これでタングステンカーバイドのドリルビットでゴリンゴリン削った日にゃあバシッとキマっちゃいますね。
何言ってるのか分かりませんけど。

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