【世界のユニークで危険な空港!!!】富士山より標高が高い、失敗したら崖から落ちる…なんでこんなところに作ったんだ
羽田空港って「海に浮く空港」なんです。
羽田空港には4本の滑走路があります。最新のD滑走路がユニークで東京都側の約3分の1の土台が鋼鉄製の桟橋で、残りは人工島。世界初の人工島と桟橋の両方を用いたハイブリッド滑走路となっています。
生態系を壊さないため滑走路の下を自由に水が流れる事ができるので、「海に浮く空港」とでもいいましょうか。(桟橋部の下を船で通ることができます。)
image : 日本経済新聞
世界中に1万ヶ所以上あると言われる空港。
このように世界中には様々な空港が存在しているのですね。1人異国に降り立つ時のドキドキって、熱くて切ない気持ちもリセットしてくれます。空港だけで冒険する事だって出来るのではないか?と感じています。
【世界のユニークな珍空港・ドキドキ危険な空港】について、詳しい案内を書かれている記事をちらほらお見掛け致しますので、ここでは気になった空港をまとめてみることにしました。
◉マデイラ空港(マデイラ島)Madeira Airport
大西洋に浮かぶポルトガル領、マデイラ島にある空港です。
高い山と海に囲まれたマデイラ空港は、かつて滑走路が短く世界で最も危険な空港のひとつともされていました。
その後、滑走路が延長されることになったのですが、なんと、70mの柱を180本も建てまくって滑走路を延長させるという技法を採用し、世界を驚かせました。
◉チャムド・バンダ空港(チベット)Qamdo Bamda Airort
中国のチベット自治区チャムド市にあるチャムド・バンダ空港の標高は4,334m。四川省の稲城亜丁空港(海抜4411m)に次ぎ世界で2番目に標高の高い空港です。
富士山の高さが3,776mです。降り立った瞬間には空気が薄くて、想像するだけで意識が朦朧としてきそうですね。
商用としては世界で一番長い滑走路を持つ空港でもあり、何故かというと高所で大気が薄いため、エンジンの出力が低下するため長い滑走路が必要になるそうです。
◉アイス・ランウェイ(南極)Ice Runway
南極大陸にある氷や雪で覆われた滑走路です。
この滑走路は南極で活動する人々を乗せて物品を運んだり供給する主要空港だそうです。
夏の南極フィールドシーズンにあわせて建設され、海氷が崩壊し始める12月初めまで使用されています。 安全性には問題ないらしいですが、氷がベストな状態でも飛行機の重みで滑走路がたわむそう。
南極大陸に向かう飛行機の窓の景色は、ドキドキするでしょうね。
◉マテカネ空港(レソト王国)Matekane Air Strip
レソト王国は、平地が一切なく全土が山だらけの土地。
いったん周囲の南アフリカ共和国を経由しないと行き来すらできないため、「アフリカのスイス」「南部アフリカの屋根」ともいわれる内陸国です。
標高2,286mの高地にあるこの飛行場は滑走路の長さが約400mしかなく、離陸時には高さ610mの断崖を飛び降りて機体を加速させ浮上させるといいます。「世界で最も恐ろしい空港」の1つに挙げられることもあります。
◉スヴァールバル空港(ノルウェー)Svalbard Airport
ノルウェー・北極圏のスヴァールバル諸にあるスヴァールバル空港は、周囲は氷に閉ざされがちな北極の海です。 定期的な船便は出ておらず、訪問者のほとんどはオスロかトロムソから毎日出ている航空便でやってきています。
世界で最北端の商業空港ですので、空港の敷地内にある全ての標識が南側の方角を指しています。
◉ファンチョ・E・ヨラウスクィン飛行場(サバ島)Juancho E. Yrausquin Airport
カリブ海のサバ島という楽園のような島に待ち受ける試練がここ。
島唯一の飛行場は、海に突き出た三角形の狭い土地を利用して作られており、険しい山がそびえ、滑走路の先は断崖絶壁からの海という、何ともすごい立地です。
島の外周はほとんどが断崖絶壁となっています。失敗したら崖から海に落ちちゃいます。あまりにも危険なため、特殊な例外を除いては、使用が禁止されているそうです。
◉バラ空港(スコットランド)Barra International Airport
スコットランド北西部・バラ島にある、砂浜を滑走路として使う空港です。
満潮時には、滑走路は海の底に沈んでしまいます。普段、空港の営業時間外の砂浜は、海水浴や潮干狩りを行う観光客で賑わっているそうです。
飛行機が使用する時にだけ、鯉のぼりのような吹き流しを立ててお知らせしているようです。
グーグルアースで見たバラ空港。
マリオカートに出てきそうな。どう見てもただのビーチですね。
◉テンジン・ヒラリー空港(ネパール)Tenzing Hillary Airport
プリンセス・ジュリアナ国際空港、クールシュヴェル飛行場、グスタフ3世飛行場、ジブラタル空港、トンコンティン国際空港 など世界でユニークな飛行場の情報はたくさんお見受けしますが、その中でももっとも危険な事で有名なのが「テンジン・ヒラリー空港」というネパールの東部、クンブ地方ルクラにある空港ではないでしょうか。
標高は2,900mに位置し、ヒマラヤ山脈に囲まれています。標高が高いために大気密度も低く、天候コンディションの悪さで群を抜いています。切り立った山々の間を吹き抜ける強風に、視界を遮る濃霧の上に滑走路はたったの460mしかなく、その短く傾斜した滑走路の先には山があります。
エベレストを登山するためのスタート地点として使われています。世界一高い山、エベレストを登る人にとっての最初の難関が、テンジン・ヒラリー空港での着陸です。
いかがでしたでしょうか?
私は旅に出始めた最初、世界を旅する人ってある種スーパーマンかなにかのように思っていました。
何も畏れないで切り拓いていく、きっとそんな人。
だけれど他のバックパッカーと歩いていると、実際は、地味に地図を広げ、困っては助けられ、迷子になりながら人に道を尋ねて進んで行く。
なんだか、おんなじだと思ったのです。
こんな空港に降り立つ時の怖い思いだって、きっと変わらないのかなぁ。
(程度はそれぞれかも知れないけれど。)
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