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春ドラマもアニメも多すぎる。加減してくれ。の話。

今クールに放送されるドラマの数をご存知だろうか。約50本らしい。

春アニメはなんとおよそ80本。狂ってやがる。

TVerでやっていた春ドラマ一挙紹介動画がひたすらドラマの宣伝をしていた。体感4割が漫画の実写化、3割がオリジナル、3割がどこかで見たことのあるようなものだった。同じ期間にドラマが50種類視聴者を奪い合う、なんなら同じような種類で潰し合うよくわからない構図が出来上がっている。

大抵が1時間のドラマを見るには、当たり前だけど1時間はかかる。倍速はしない主義なので。

ということは平日に見ようと思って見られるのは1本くらいしかないし、土日に無理して3本見るようなこともない。なんなら土日もドラマがある。

さらにアニメも映画もあると考えれば、もう見たいものを探すというよりも見たくないものに理由をつけて絞る作業になるのではなかろうか。

そもそもアニメもドラマも見る時間がいつの間にかなくなった。本当に見たい実写化とか好きな俳優さんの出るものしか見なくなったし、昔は春アニメだとかに関係なく毎週4種類くらいは最低でも見続けていた。

情報が多すぎる。

どこかで見たようなオリジナリティを感じない、テンプレートのある設定にジャニーズを適当にぶち込んだものを、本当にそのファンたちは求めるのだろうか。

さして面白くもない平均点の作品を量産することに、クリエイターは胸を痛めないのだろうか。

最近やたら多い難聴と手話の絡むドラマが流行っていた。自分には刺さらなかったと思っていたらまた別のタイミングで似たような作品が似たような俳優で放送される。

そろそろエンタメは数を打つことを立ち止まるべきではないか?と思う一方でデビューのチャンスを損なってしまうことに対する罪悪感を感じてしまった。別に神でもないのにね!

アニメとかもう有名どころかちょっと有名になってきた人しかおらんやん。一昔前の花澤香菜時代かよ。本渡楓さん最近めっちゃ見るよね。いつの間にか上坂すみれさん、すみぺが超有名声優になっててびっくりした。

大量に作られ、触れられることなく終わる作品が存在することがどこか切ない。あの頃知っておけば……リアタイしていれば…の作品が多すぎる。

まぁ、仮に1クール15本とかになっても多分同じようなこと言うんですけど。

そんな話でした。

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