マーケティングビジネス入門ー1

 こんにちは、マーケティングのハッシュタグから来てくださった方ははじめまして、長押しです。自己紹介のリンク貼っておくのでよかったら覗いていってください。

 さて、今回からは一つ前の記事に書いていた通り皆さんや自分の継続力との勝負です。これも多分初見では何のことかですよね。分かります、一応リンクを貼っておくのでこれも読んでもらえると何を言っているのか分かってもらえるかと思います。

 今回からはマーケティングについて解説していきたいと思います。

 いやいやお前は何者なんだよと思っているでしょう。この春に「マーケティングビジネス実務検定」に合格したものです。

 この検定も何か分かりづらいですよね。ざっくり説明すると、「合格すれば会社とかでマーケティングに携わることが出来る資格」とでも思ってください。初歩の初歩から少しずつステップアップして最終的に自分でも合格できたのでこうしてわざわざハッシュタグから検索して覗いてくれている人の意欲があるなら余裕で受かります。多分。

 ではぼちぼち始めていきましょうか。

 記念すべきマーケティングの解説記事1本目、スタートです。

・マーケティングって何ぞや

 そもそもマーケティングとはなんぞや?くらいで進めていきましょう。

 マーケットは分かりますか?そう、スーパーマーケットとかのそれ。日本語だと市場になりますかね、そう、市場。マーケティングはその市場をどれだけ活発にして社会に流し続けるかを考えるために必要な考え方になります。

 もう少し細かく言うなら、〈製造→卸売→小売→消費〉へのサイクルをいかにうまく回していくか。これを考えます。製造から消費までをそれぞれ詳しく説明するなら……

・製造業では「どんな」ものを「どういった」人をターゲットにして「どれくらい」の量を「どのくらい」の時間で作るのか

・卸売業では作られた商品を「どんな」小売業者に向けて「どのくらい」仕入れて卸すか

・小売業では卸売によって仕入れた商品を「どんな」人に「どのくらい」の期間やペースで「いくらくらい」の値段で消費者に買ってもらえるようにするのか

・消費者は市場の製品をどういった目的をもとに買う決断をするのか?その決断に至るまでに何を考えるか?

 こんな感じのものをそれぞれ考えたりします。消費者の部分は無意識的に日頃やってるからあんまり気づきませんけどね。自分も改めて勉強して気づきました。

 これを簡単に気づきたかったらそうですね、コンビニ行ってみてください。適当に歩いて自分の目に入った商品は何でした?

 その「目に入れる」=「視界に入れる」ために色んな人が努力して工夫して考えまくっていること、それが「マーケティング」なんです。

・ミクロからマイクロ

 ここからは更に枠を広げて「ミクロマーケティング」と「マクロマーケティング」の観点から注目してみます。

 「ミクロマーケティング(以下ミクロ)」はその名の通り小さい範囲のマーケティング、「マクロマーケティング(以下マクロ)」は大きい範囲のマーケティングと思ってください。

 マクロは製造から消費までの一連のマーケティングを指します。広い、大きい範囲ですから。

 ミクロはその大きい範囲の中を更に細かくしたものになります。例えば小売業から消費者までのマーケティングとか。

 幅広い部分を連携させるのか、それとも狭い部分を詰めて詰めて考えるのか。結局はミクロからマクロへ発展するから自分の所属している場所によって考え方を変えていけばいい感じですね。それこそコンビニの小売業で働いてるのに生産元の効率考えてたって変わらないし。

・アメリカ式か日本式か

 このマーケティングってアメリカと日本で結構違って、アメリカはマーケティングを戦前までは「生産地から消費のサービスに携わる諸事業活動」、戦後は「個人目標や起業目標に至る商品やサービスの流れを指揮管理すること」、最近は「個人や企業の目標を満たす『交換』を創造するためのアイデア・商品・サービスのコンセプトや価格設定、プロモーション、流通の計画と実行のためのプロセス」っていう風に度々考え方がアップデートされてる。

 アップデートされてきた理由としては時代に伴って社会全体が発展しているのはもちろん、最初の頃にはメジャーではなかったかもしれない非営利組織とかが出来たりアイデアやコンセプトだけで商売が出来るようになってきている状況に合わせてきたと考えられる。これから更に新しい形のビジネスが増えてきたらまたこの定義も変わってくるのかも。

 日本はこのアメリカ式マーケティングの定義について色々考えた結果、アメリカ式の最新の定義には「社会的機能」・「リサーチ性」・「コミュニケーション活動」・「グローバル性」とかが欠けてるんじゃないかと判断して、新しく日本式の定義を打ち立てた結果「企業や組織がグローバル的視野に立ち、顧客の相互理解を得ながら公正な競争を通じて行うための総合活動」が現時点の日本で定められているマーケティングの定義。

 こうして日本もアメリカも定義が変わっているのはマーケティングが背負う役割が少しずつ変わってきたのもあるけど、これは次回に続きます。

 気になる方は同時に公開されているはずの有料版の2本目を買って読んでください。無料版の2本目は有料版の3本目が公開されるタイミング、来週の水曜日、9日に投稿します。

・次回予告

 次回の2本目は

・今回引っ張ったマーケティングが背負ってきた役割の変化

・「マーケター」について

・マーケターの役割の細かい解説

 の3本立てで行こうかと思っています。

 有料版はここに具体例やちょっと発展的な内容の解説を追加する予定です。

 ではまた次回お会いしましょう! コメントとかってあるのかよく分かってないけど多分コメントされたら通知が来るはずなので「こんなことやって?」「ここが分からん」とか書いてもらえたらちょくちょく返していこうと思います。

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