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これだから幹事はやめられない。

幹事が得意なのかもしれない。

やれBBQを企画するとなるとお店探しから予約をこなし、当日はきっちり完遂する。

この前のお店探しだってつつがなく進行した。

それについてはこの記事で書いてるのでよかったら。自信作です。

この記事を書いた数日後、お礼のメールを送った方からは「その歳で幹事までこなせていたことに感動した!」とまで言っていただけた。

どうやら、自分には幹事力があるらしい。

よくドラマや漫画で、幹事をする人は伸びるといった言説がある。

よく考えなくても、当たり前に感じてきた。

要望を整理して、条件を定めて、最速でお店を決め、当日も徴収を済ませてきっちり盛り上げたり注文を聞く。

計画力だとか、コミュ力だとかが無ければできない役目らしい。

そして困ったことに、自分にはそれが向いているらしい。

そんな最近のことだ。ゼミで合宿に行くらしい。

自分は合宿を担当する係でもないけど、それっぽい学生のイベントにワクワクして、誰に言うわけでもないけど自分で調べていた。

それから数日、やっと案が挙がる。

どれも(お?お、おぉん…)となってしまった。傲慢な自分を許してほしい。

そう思うと同時に、自分は仕切ったりすることがいつの間にか得意になってしまったのだと感じてしまう。

どうやら自分は鍛えられすぎたらしい。

当たり前のようにお店を予約することも、段取りを作ることも、それを当たり前だとされる環境に染まりすぎた。

それと同時に、幹事を成功させることで得られるご褒美の甘さを覚えてしまっていた。

「お疲れ様〜」と言われる達成感に、「やるじゃん」と言われる達成感、「幹事やってたよね?」から始まる繋がり。挙げ始めるとキリがない。

大学の団体で蓄えられた準備をすることも、仕事先や集まりで振られる無理難題に応えることも、どれもが普通なら求められることがなかったことだったらしい。

用件定義を固め、そこに続く方針を決め、実行する。

自分よりもさらに強くて「ヤバい」コンサルとかの方々からすれば雑魚もいいところの自分は、思ったより良くやれていた方だったのかもしれない。

そう勘違いすることができた。

文句を言うなら対案を出せ。至言だ。だからといって、何にでも自分の考えるベストな提案をすることは違う。

今回は気持ちよくフリーライドさせてもらおう。自分はそこで出来ることを精一杯やるだけだ。

まだまだ勘違いは続いている。

仮にコンサルに就職を考えるとして、一体どんな自己アピールをしようか。

まだ自分よりも(学力とかを置いておいて)処理能力が高い同期に会ったことがない。限界と敗北を知りたい。

そう曰えば、間違いなく落ちることだろう。傲慢さにお祈りをされるに違いない。

だからこそ、自分の力で自分が傲慢であることをひた隠しにしながら、やりたいことを本気でやれる場所を探すしかないのかもしれない。

そんなことを考えた今日。

同期がもし読んだらめちゃくちゃ気ぃ悪いやつみたいになりそう。

でも、どうやらあるらしいんですよね。幹事力。

幹事ポイント、これからもどんどん獲っていきたい。幹事といえば長押しとまで言われるくらいになりたい。

そう感じた夜。

今日は妹をご飯に連れて行ってきます。珍しいこともあるものです。

というわけでとりあえず今日はこの辺で。ではまた明日、おやすみなさい。

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