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第6話 マロニエの記(スイス〜リヒテンシュタイン編)

インターラーケンを発つと湖水地方の道路を抜け駅を横目に古都ルツェルンの街に入る

トロリーバス


珍しいトロリーバスも市内を走っている
バスを降りるとまずトイレ

落書きでも「祈りなさい」
これどう見てもトイレじゃないでしょ!

どこの国にもトイレには落書きが定番だ
数人の人達が先に用を足して出て来られた
聞くと変な便器だという

どうみても手洗い場じゃ無かろうかとわたしはそこを使わなかったが真偽の程は如何に

瀕死のライオンというのが有名スポットだ
フランス革命軍から城を守るために殉職した衛兵たちのために作られた

市内の通りを進むと壁の角や窓の周りに装飾の代わりなのか絵を描き込んた建物が多い

わかりやすい絵
どこまでが絵で窓かわからない

むかし、山の中に家をたてるために装飾具の運搬が難しかったことや単純に建築コストの意味合いから飾り絵が描かれたらしい
壁面タトゥーと言うべきか

足元に目を転ずると馬車道だったのか
石を並べた石畳み!

しかも並べ方がなんと言う美しさ
馬車が走りやすいためなのか?
雨水のはけをよくするためなのか?
たんに装飾のためなのか?

通り自体がリーゼントアタマのようにカーブを描く美しい通りだ

地面は石畳みではないが、急角度に曲がりにくい馬車を意識した通りの作り方なのかもしれないな

この美しい通りを抜けると川に出た
カペル橋は前回来た1994年には無かった
丁度前年あたりに失火で焼け落ちた
今回は再建された橋ではあるけれど初めて屋根付き橋を通ることになった

(厳密には宇佐八幡宮参道と金毘羅宮参道付近にも屋根付き橋は見た事があるので初見ではない)

ラインそのものではないが
大量の水が滔々と流れるアルプスのめぐみのような古都だ
時間があれば入ってみたいお店も多数^_^

入ってみたかったー^_^

後ろ髪をひかれつつ
バスに乗り,リヒテンシュタインへ向かう
リヒテンシュタインは小さな国だ

もともとはリヒテンシュタインの城を中心とした城下町が現在では国となっている

切手ミュージアム
旧郵便局内


切手発行収入がけっこう大きな収入源にもなっているらしい
芸術に力を入れており街のあちこちに芸術が溢れている


ランチタイムだ
けっこう朝から歩いているので
きっとビールが美味いに違いない
もちろん頼んだのはバイツェンだ^_^

リヒテンシュタインをあとに夕暮れのフュッセンに着いた

ホテルにチェックイン後すぐにディナーとなった


ビールが美味い

よく言われることに、ドイツではビールの方が水より安い
ほんとかなぁ?

果たしてエビアンより0.1ユーロ安い4.8ユーロだ(といっても約800円)
ただ、ドイツの良いところは
500mℓならグラスの500mℓのところに線が引いてあってその線を液体部分だけで超えてないといけないという法律があるそうです
おったまげ〜!

日没までにはもう少し時間がある
ホーエス城散策を試みたが
雷がゴロゴロ!
散策はやめて部屋でビールでも飲むことに

明日朝天気回復なら
ホーエス城を見に行こうと思う


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