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2024年大統領選挙を振り返ったオバマ元大統領の温かい言葉が胸に沁みる

この数週間から選挙当日にかけて、何百万人ものアメリカ人が大統領選だけでなく、あらゆるレベルの指導者に投票した。

共和党とは多くの問題で深い意見の相違があることを考えれば、この結果は私たちが望んでいたものではないことは明らかだ。しかし、民主主義の社会で生きるということは、自分の意見が常に勝つとは限らないということを認識することであり、また政権交代を平和的に喜んで受け入れるといことだ。

私の妻であるミシェルと私は、カマラ・ハリス副大統領とティム・ワルツ州知事という、素晴らしい選挙活動行った2人の公人に最大限の賛辞を送る。そしてこの2人を信じて自ら誠心誠意を尽くして手伝ってくれたスタッフたちに感謝を意を示す。

選挙期間中に私が何度も言ったように、過去数年間、米国は多くの困難を経験してきた。歴史的なパンデミックや、パンデミックに起因する価格高騰、そして多くの人々が感じているように、どんなに一生懸命に働いても豊かになれない状況が継続してきた。

このような状況は、民主主義に対する逆風となって世界を覆いつつある。昨晩の大統領選では、アメリカもこうした逆風から無縁ではないことが示された。

幸いにも、これらの問題は解決可能である。お互いの意見に耳を傾け、この国が偉大な国たらしめる根幹である憲法の原則と民主主義の規範を守る場合にのみ、である。

私たちのように巨大で多様な人々が住む国では、全ての事柄に対して意見が一致するわけではない。しかし進歩のためには、私たちと深く意見を異にする人々に対しても、誠意と慈しみを示す必要がある。私たちはそのようにしてここまで来たのであり、またそうすることで私たちは、より公平、公正で平等かつ自由な国を築き続けることができるのである。

以上が元オバマ大統領が、昨日の米国大統領選挙を終えた後に表明したコメントである。民主主義の代表的な国家である米国が、新大統領の元でより良い国になりますように。





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