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相次ぐ強盗事件を受けて今後起こりそうなこと

まず、最近相次いでいる強盗事件の被害に遭われた方、特に尊い命まで奪われた方には心よりご冥福をお祈りしたい。人命を奪うほどの凶悪犯罪は断じて許されるものではない。

こうした悲劇を踏まえて今後世の中で起きそうなことを今日は綴ってみたい。

  • 金持ちは金持ちであることを誇示しなくなる:金持ちは、自分が金持ちであることを誇示することの危険性を今回の事件で実感した。高級外車を自宅の駐車場に置く一軒家は狙われやすい。金持ちにとっては、外見は質素に、内面は豊かに暮らすことが一番安全である。都内ではまだ「私は金持ちです」と顕示する住宅が時折見受けられがこれはリスクである。地方の金持ちのを見習い、外見は質素な暮らしを心がけ、できるだけ目立たぬよう暮らす金持ちが今後増加するだろう。

  • キャッシュレスがさらに進行する:今回狙われた高齢の方は、いわばキャッシュレスが進む中でも最後まで現金を保有し続けた世代の方々であった。デジタルな世界の中で資産を保有しているよりも、目の前に形ある姿で紙幣を持ち続けることの方が安全だと感じていた。だが、これは間違っていた。デジタルな世界に現預金を預けていれば、もちろんハッキング等で大切な資産が盗まれるリスクからは逃れられない。だが、命まで取られることはない。今回わかったことは目に見えるたった少しの紙幣を家に置いておくことで、命まで奪われかねないということだ。今後、ますます紙幣を保有することのリスクは増していく。同時にキャッシュレスはさらに加速的に進行していくだろう。

  • 一軒家の価値は下がり、タワマン、マンションの価値が上がる:一軒家のセキュリティには限界があるが、タワマンやマンションのような集合住宅は入口のセキュリティも頑丈であり、不審者が入ればすぐにわかる。大きな自宅で暮らす高齢者の方々は、それだけで命を奪われるリスクがあることに今回気づいた。資産価値のある物件に住む方々は早々に自宅を売り払い、タワマン、マンションへの引っ越しが加速するだろう。

今回の強盗事件は悲劇でしかないが、これを契機に罪のない人々が無意味に恐怖を感じることがないよう、安全・安心な社会へと向かうことを願うばかりである。


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