SDGsウォッシュにならない
2030年までに全世界で達成すべきSDGs(持続可能な開発目標)。
地球と全人類の幸福を永遠に守るため、
国や自治体のみならず、すべての人が取り組むべき課題です。
私たち、民間企業も例外ではありません。
これからは、経営指針書にSDGsを入れ込むことが求められます。
また、そういう社会的に意義のあることに取り組む会社に
良い人材が集まります。
しかし、その時に気を付けなければいけないのが、
SDGsウォッシュです。
SDGsウォッシュは、SDGsに取り組んでいると見せかけて、
実は中身が伴っていない、
具体的な活動がない状態のことを言います。
バッヂを付ける「だけ」
ホームページにロゴを入れる「だけ」
SDGs的な目標を掲げる「だけ」
そんな、みせかけのSDGsはかえって信頼を下げます。
SDGsに取り組み一番最初の段階では、
SDGsウォッシュに近い状態であっても、
それは仕方がないことです。
最初から、すごい活動ができるわけではありません。
しかし、取り組む気もないのに、
地域や取引先などのステークホルダーをあざむくために、
やっているふりを、あえてしているというのはダメです。
みんなで少しずつでいいから、
実効性のある、具体的な取り組みが求められていますね。