ナルシシストがターゲットに選ぶ人、それは、、
自己肯定感が低く、断れない人がナルシシストのターゲットにされやすいとよく言われています。
あなたもそう思っていませんでしたか?
実際、心理学の世界でも、一般的にはそのように言われていることが多いです。
でも、私は必ずしもそうではないと思っています。
あなたも、彼と出会った頃のあなたは、自信がなく、自己肯定感が低く、自分のことをダメな人間だと思っていなかったのではないでしょうか?
彼と一緒いるうちに、だんだん自信がなくなってきた、、ということはありませんか?
ナルシシストのターゲットにされ、
オマエはダメなやつ、何も出来ないやつ、役に立たないやつ、と言われ続けるうちに、結果的に、自己肯定感が低くなってしまったのではないでしょうか?
このように、自己肯定感が低いからターゲットにされるとは限らないのです。
むしろ、人に優しく、平和主義で、相手に合わせてあげることも厭わない『いい人』がターゲットにされてしまうのだと私は思っています。
彼らの立場をとると、『いい人』は利用しやすいんです。
彼らは実際、最初はとても魅力的。
自分がいかに素晴らしい人物かを猛アピールしますし、
尊大型ナルシストなどは、実際、自信に満ち溢れて堂々としていて若々しく、仕事も良くできたりするので
本当に本当に魅力的なんです。
だから、逆に、自信のある人と意気投合してすぐ仲良くなったりすることもあります。
余談ですが、女性を落とすのに自慢話を列挙し、オレはすごい!こんなオレと付き合いたい女性は多いんだ、アピールをする男性は、
モラハラに移行したり、自分のことしか考えない自己中男だったりするので、付き合わない方がいいという研究結果だってあるんですよ。
私も、もともと自己肯定感は低くありませんでしたし、
自分にそれなりに自信もあって、自分の意見もしっかり持っていました。
そんな私がモラハラのターゲットにされた原因は、
共感能力が高く、相手に合わせることも全く苦痛ではなく、相手を楽しませてあげようという精神が強かったからだと思います。
要するに・・相手からすれば、
『一緒にいてとても心地よく、自分に自信をつけさせてくれる人』だったのだと思います。
そして、そういう彼の思いやりのない自分勝手な本質を見破り、「別れたい」と告げた時から
強烈なガスライティングが始まりました。
別れたいとお前から言うなんて何様だ?
と思うのがナルシシスト。
ひどい暴言を吐かれまくりました。笑 ←今だから笑えます!!
こき下ろされ、否定され、無能な人間だと繰り返し言われ続けました。
そんなオマエと付き合ってやっていたのに、オレを裏切るのか?裏切り者め!とも言われました。
お恥ずかしい話ですが、最終的には警察のお世話にもなりました。
わたしは、繰り返されるガスライティングにより、
自分が思っているような『そこそこできる素敵な人間』ではなく、『何もできない可哀想な人間』なんだと、思い込んでしまう時期もありました。
まさに、コントロールですね。。
↑ こうやってコントロールして自分の思い通りにしようとするのが、ナルシシストの目的なですけどね。
本当に彼らは、
相手のトラウマや脆い点を突っついて、自信を無くさせることに長けています。
何を言ったら相手が傷つくのか、をよ〜〜〜〜く知っているんですよ!
人としてクソですよね。。
わかる方は「そうそう!」と頷かれたかもしれませんね。
ナルシシストは、何をしても否定してきます。
自分は良くても相手はダメですしね。笑
ナルシシスト/自己愛のターゲットにされている人のお話を何人もきいていましたが、
自信がなく、無能な人なんていませんよ。
みなさん、とっても優しくて真面目な人ばかりです。
相手の心情を察して合わせることのできる能力が高く、
コミュニケーション力もとても高いんです!
そういう人たちは、揉めるのは生産的でないことも知っていて、
自分が折れることに、我慢など必要のないおおらかな心を持ったひとたちなんです。
そういう能力のある人は、
ナルシシストからすると、とっても心地いいんですよね。。
だって、笑顔で合わせてくれるんですもの。
あなたといると、自信が湧いてくるんですもの。
コミュニケーション力が高いから、一緒にいる相手はとても楽しくいい気分になるんですもの。
そんなあなたを離したくないんです。
だから、ターゲットにされたことを、自己否定の材料にするのではなく
むしろ自信に変えてください!!
わたしはコミュニケーション能力や共感力が高く、相手を気持ち良くさせてあげることのできる魅力的な人間なんだ!と。
バッサリ関係を断つことに罪悪感がある優しい人なんだ!と。
あなたに気づいてほしいのは、
全ての長所は、短所にもなりうると言うことを知っておくことかもしれません。
共感能力が高く優しい人というのは、
相手によっては、
こんなことを言ったら相手は傷つくかもしれない、
自分さえ我慢すればいいんだ、
と、少し自己犠牲的にもなりうるということ。
自己愛者を最初から見抜くなんて不可能に近いのだから、
そういう人なんだと分かった時点で、
相手を突き放すのは、わがままでも自分勝手でもなんでもない。
違和感に気づいたら、
その直感はほぼ当たっています。
あなた自身の直感を信じるという力もまた、
あなたが幸せに生きていくうえで必要なスキルなのです。
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