モラ男の呪縛
モラ男との別れを経験したことがある女性なら、うんうんわかる！と思うかもしれませんが、
モラ男は、すべて相手が悪いと思っていて、自分がフラれるなんてあり得ないので、
別れを告げられたら、
呪いの言葉を吐き、別れたあとも永遠に相手を苦しめ続ける。
これは、私のクライアント女性が、勇気を出してモラ男に別れを告げた際に言われた言葉。
「オマエなんか最初から好きじゃなかった。他の女をさっさと探すよ。」
「オマエと付き合ったのはオレの人生最大の汚点。今までの時間を返せ！」
「完全に騙されたよ。この裏切り女め！」
「オマエみたいな最低な女と付き合ってくれる奴なんか、いるわけないからな」
こんな酷いことを本当に言われたんですよ。
まぁ、客観的に見たら、こんな言葉なんてバカバカすぎて気にする必要なんてまったく無いんですけど、
でも、かつては愛し合った？人からこんなこと言われたら、思い出を踏みつけられるよようで悲しさしかないですよね。
フラれて辛くない人はいません。
でも、パートナーの問題というのは、二人で積み重ねた時間の結果でしかない。
どちらかが「もう別れたい」と思うのも、二人の積み重ねが少しずつズレてしまった結果なんだから仕方ない。
こういう呪縛の言葉をかけられたクライアント様は、とてつもない罪悪感と自責の念で泣いておられました。
「こんなこと言われて、なんで自分責めるの？」とみんなは思うかもしれないけれど、
「オマエが悪いんだ」「オレを怒らせているのはオマエだ」
ということをネチネチと植えつけ、相手に罪悪感を植え付けるのがモラ男の天才的な才能。
被害者は、
「こんなにこの人を怒らせるほど私は悪いことをしてしまったんだ」
「こんなにこの人を傷つけてしまったんだ」
と、本当にそんな自責の念に駆られてしまうのがモラハラ被害者なのです。
でもね、
あなたの別れの選択は正しい！
あなたの別れの選択は間違ってない！
モラ男がそんなことを言ったのは、自分の心を保つためだけ。
だから、あなたは何にも悪くない。
モラ男は、自尊心が肥大しすぎて、自分がフラれるなんてことが受け入れられないだけ。
だから
「オマエなんか最初から好きじゃなかった。他の女をさっさと探すよ。」
「オマエと付き合ったのはオレの人生最大の汚点。今までの時間を返せ！」
「完全に騙されたよ。この裏切り女め！」
「オマエみたいな最低な女と付き合ってくれる奴なんか、いるわけないからな」
こんな呪縛の言葉をあなたに投げつけて、あなたを苦しめなければ自分の気持ちが保てない。
モラ男からすれば、
「オマエはオレをこんなにも傷つけたんだ！！だからオマエも傷つけられて当然だ！」
と言いたいのかもしれませんが、
別れたいという気持ちを伝えるのと、相手を傷つけるような言葉をわざと吐くのと、同列なわけがありません。
人の尊厳を踏みにじる言葉を吐く以上に、相手を傷つける行為などないですよ。
でも、、、そんな暴言を吐かれても、またヨリを戻したくなるのが『共依存』の怖さ。。。（共依存については、また改めて書きます）
モラ男との別れにおいて、一番大変なのは、別れた”あと”なのです。
復縁してしまわないように、私もサポートせねば。。
「なんでそんなこと言われて復縁なんかしたくなんの？女性もおかしくない？」と思うかもしれませんが、
これがモラハラの怖いところ。
「オマエが悪い！」と徹底的にコントロールされてきたから、被害者の女性は、自己嫌悪と自己否定に支配され、自分の意思など失われていることが多い。
だから、自分が悪いんだ、と本当にそう思い込んでしまうんです。
だから、モラ男の呪縛の言葉によって、罪悪感を抱いたり、自分を責めてしまうことに耐えられず、
「やっぱり私が悪いの、ごめんなさい」
と、自ら戻ってしまったりしてしまうのです。（他の人から見れば不思議で仕方がないかもしれませんが）
もし、今、モラ男の呪縛で苦しんでいる人がいるなら、自分を責めないでください。
あなたの選んだ道は、すべて正解！！
あなたは、モラ男の呪縛に惑わされず、
楽しかった思い出はあなたの輝きに変え、辛かった思い出は学びに変えて、あなたの幸せに繋げていけばいいだけです。
幸せな時間もあったとあなたが思えば、それで十分じゃないですか。
どんな経験も、あなたの幸せにしか繋がらないから大丈夫！
そんな呪縛など”風の前の塵”と同じですよ！
全く気にしなくて大丈夫！
しっかりと自信を持ってください！
あなたがしっかりと自分軸をもっていれば、人の言葉に流されたりすることはありません。
そして、モラ男のコントロールから解放されたとき、
あなたは、きっと自分も彼も許せるはずです。
そこが、共依存から抜ける第一歩で、あなたがあなたらしく生きることのできる新しい世界のスタートですよ。
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