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テレビもSNSも、もっと自由に!上岡龍太郎氏のメッセージから学ぶコンテンツ制作の本質

Xにて、興味深いポストが上がっていたので共有します。

ポストのテキストでは、テレビ番組制作者は視聴者を見下している点が強調されていますが、上岡龍太郎さんの語りのポイントはそこではありません。
できれば、ぜひ動画をご覧になってください。

上岡龍太郎さんの言葉には、テレビ番組作りにおける自由さへの強い願いが込められています。彼は、「文句があるなら見なければいい」というシンプルで力強いメッセージを通じて、視聴者やクレーマーに向き合う番組制作者たちの苦悩を指摘しています。このメッセージは、現代のインターネットコンテンツにもそのまま当てはまるんですよね。SNSやYouTube、ブログといったオンラインの世界でも、同じように多様性と創造性が失われつつあるのを感じます。

では、なぜこれほどまでに「自由な表現」が制限されてしまうのでしょうか?そして、私たちがもっと自由に、のびのびとコンテンツを楽しむためにはどうすればいいのでしょう?今回は、上岡龍太郎氏のメッセージをきっかけに、テレビとSNSの共通点について深掘りしながら考えてみましょう!

1. テレビもSNSも「自由さ」を失いつつある

上岡龍太郎さんが指摘するように、テレビの自由な表現が失われた理由は、視聴者からの「ネガティブなクレーム」が原因です。テレビの世界では、番組の内容がクレームによって変更されたり、過度に慎重な編集がされることが増えています。たとえば、ドラマの最後に「フィクションです」と表示するのは、現実の出来事と混同されないようにするため。これは、一部の視聴者の誤解やクレームを防ぐための対応ですが、あまりにも過剰になりすぎると、作品の創造性が失われてしまうことがあります。

これはSNSでも同じです。インターネットの世界では、炎上や否定的なコメントがすぐに拡散され、特に大きな注目を集めると、コンテンツ制作者が批判を恐れて萎縮してしまうことがあります。たとえば、YouTuberが少し刺激的な発言をすると、コメント欄で「過激すぎる」「不快だ」といった意見が飛び交い、結果として動画が削除されたり、制作者が内容を変更せざるを得ない状況になることも少なくありません。

どちらも、少数のクレームが大きな影響を与えてしまうという点で共通しています。自由な発想で作られたコンテンツが、こうしたネガティブな声に配慮することで制限されるのは、なんとももったいない話です。

2. クレーム社会の本質:本当にみんなが不快なのか?

上岡さんは「文句があるなら見なければいい」というシンプルな解決策を示しています。これは、SNSでもそのまま当てはまります。例えば、ある投稿や動画が気に入らないなら、フォローを外したり、アプリを閉じればいいはずです。にも関わらず、一部の人は「見たくないものが自分の視界に入ってくること」に対して過剰に反応し、批判を繰り返します。

こうした批判が増える背景には、現代の「クレーム社会」の存在があります。人々は、自分の意見や不満をすぐにネット上で表現できるようになり、匿名性があることで、時には攻撃的な発言も多く見られるようになりました。たとえば、SNS上での炎上事件を見ると、批判が殺到する一方で、実際にはそのコンテンツに賛同する人も多いことがわかります。でも、ネガティブな声が大きくなると、まるでそれが「全員の意見」であるかのように錯覚してしまいがちです。

実は、上岡さんが言うように「不満があるなら見なければいい」という考え方が浸透すれば、もっと多様なコンテンツが生まれるはずです。それぞれの好みや感性を尊重し、気に入らないものは自分から避ける、というシンプルな行動が広まるだけで、表現の自由度は大きく広がるんですよね。

3. もっと自由な表現を求めるなら、「批判しない勇気」を

現代社会では、誰もが意見を発信できる環境が整っています。これは素晴らしいことですが、その反面、どんなコンテンツも批判される可能性があるというリスクがあります。特に、SNSや動画プラットフォームでは、批判が集まりやすく、一度炎上するとその影響が大きいです。

では、どうすればもっと自由な表現ができるようになるのでしょうか?上岡龍太郎さんの言葉にヒントがあるように思います。それは、「面白いと思った人たちだけが楽しめるコンテンツ」を作ること。そして、見る側も「自分に合わないものは無理して見ない」という態度を持つことが大切です。

さらに、表現する側も勇気を持って「自分らしいコンテンツ」を発信し続けることが重要です。確かに批判が怖いのはわかりますが、自分の作品や発言を信じて、「ネガティブな意見に振り回されない」心構えを持つことが必要です。そして、SNSのユーザー一人ひとりが、「わざわざ批判しない」という勇気を持つことができれば、もっと多様で楽しいコンテンツが増えていくでしょう。

まとめ:見たいものだけ見ればいい、自由な選択を楽しもう!

上岡龍太郎さんのメッセージを通じて、テレビもSNSも、もっと自由であってほしいという思いが伝わってきます。私たち一人ひとりが、「自分に合わないものは見ない」「わざわざ批判しない」という行動を選べば、世の中はもっと面白く、多様なコンテンツであふれるようになるでしょう。

コンテンツ制作者にとっても、批判を恐れず、自分が本当に作りたいものを追求する勇気が大切です。そして、見る側も「合わないものに無理して関わらない」自由を楽しむことが、新しい時代の楽しみ方ではないでしょうか?

さあ、あなたはどんなコンテンツを楽しみたいですか?そして、どんな自由な表現を応援しますか?未来は、もっと自由で、のびのびとしたものになれるはずです。

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ながおか@小中学生、高校生の子を持つ経営者
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