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普段の生活でも「能力の輪」を意識する練習


投資のことを少しでも勉強してみようと思った人は、ウォーレン・バフェットを知らないことはないでしょう。


そして、彼がいう「能力の輪」という言葉も、知っている人は多いと思います。


投資やビジネスの世界で使われているのは、自分ができること、得意な範囲で勝負して、それより外側に出るなという意味です。


家計の中でも意識する

日頃の生活において、手作りした方が良いのか?それとも、買った方が楽なのか。

「能力の輪」を意識すると、その判断はとても生産的になります。

多くの場合は、手間とお金のトレードオフということになると思います。


先日も息子の新体操の衣装を購入するという機会がありました。
なかなかの高額で、使用頻度も低いものです。

普通の家庭ならかなり無茶なものでも楽しんで手作りしてしまう我が家は、自作することが最優先候補となりました。

しかし、調べれば調べるほど、その手間は膨大かつ難易度が高いことがわかりました。


可能か不可能かでいうと、手作りは可能です。

我が家にとっては、とても勇気のある決断。

今回は、素直にお金を払って購入することにしました。


最近は、こういった生活の中の些細なことでも「能力の輪」を意識しているのです。

能力の輪を厳密に意識する

ウォーレン・バフェットがいうのは、能力の輪を広げる努力をすることよりも、厳密に意識することが大事だといいます。

これは、普段の生活でも結構当てはまるように思います。


僕は料理が好きですし、ファミレスやコンビニ弁当を食べる習慣がないので、自分で作った方がメリットしかないと思っています。


ところが、人によっては、料理や後片付けの手間、買い物する手間、残った食材を無駄にしてしまったり、そもそも美味しく作れなかったり・・・・。

だったら、近所のファミレスで食べた方がよっぽど安いという判断もあるかもしれません。


そんなこと、自分でやった方が無駄がないのに・・と感じることは多々ありますが、それは、その人の能力の輪によりますね。

これは、勝負する or 逃げておく、自分でやるor他人に任せる、という判断は、こうしておくと悩む必要はありません。

そうはいっても・・・

能力の輪の話になると、世界の大富豪の例が引き間にだされます。


そもそも、「得意なこと」のレベルが、極端に優れているような人がいうことを鵜呑みにしては、自分のような凡人は成長できません。


日々自分を磨き能力の輪を広げる努力はしながらも、何かを判断する場面では、今現在の自分の能力の輪の境界をはっきり意識できるようでありたいと思います。

そうすれば、生活でもビジネスでも、生産性があがっていくのではないでしょうか。

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ながおか@小中高学生の子を持つ経営者
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