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自社の弱点をマーケティング・ミックスで考えてみる
小さな商売でもマーケティング・ミックスというのは重要です。
製品(Product)、価格(Price)、プロモーション(Promotion)、チャンネル流通(Place)の頭文字をとって4Pとも呼ばれています。売れない原因は、ボトルネックの要素があるかもしれません。
僕は、なにかについてスモールビジネスの話をしたがるのですが、それは自分自身がそういう形態なので、横から入れた知識ではなく、実体験として語れるからです。
では、なぜ「スモール」かというと、それは単純な話で、大きな資本を持ち合わせていなかったのです。
ある程度の規模の企業のあとを継いだり、投資家にであって店を任されたようなケースと違って、お小遣い稼ぎレベルの延長のまま今の会社が成り立っています。
もちろん、今まで成長させてきた資本を、まだまだ成長させたいと思っていますが、一般社会全体で考えると、まだまだ「スモール」の域をでるスケールではありません。
そんな中で考える、マーケティング・ミックス。
冒頭にも書きましたが、改めて、製品、価格、プロモーション、チャンネル流通ということを考えてみたいと思うのです。
製品にはこだわってきました。
現在は物販だけでなく教室。講師業にも幅が広がり、「プロダクト」に相当する部分は必ずしも形があるものではありません。
まったく問題がないとは言えませんが、他社より劣っていることはないと思うのです。逆に特に優れているかというと、有形商品については伸びしろが少ないです。教室業については、まだまだぶっちぎっていく可能性を秘めています。
価格については、正直言って主体性がある設定ではありません。
アダム・スミスがいう「神の見えざる手」じゃないですが、製品そのものの使用価値やブランド力と市場の競争相手とのバランスによって、設定できる価格の幅はほぼ制限されていくものです。
それが正解とか、他に方法がないというわけでもないのですが、そこまで攻めていません。
プロモーションは、ネットによる個人発信に全振りしている状態です。
少なくともコストは最低ラインだと思うので、良い道があれば別な選択あるでしょう。
残る、チャンネル戦略が、うちは弱いかもしれません。
新しい流通経路を開発するというのは勇気の要ることで、他の3項目と違うのは、どうしても「他人を信用すること」が必要なのです。
どこに売るか、誰に売るか、どこを経由するか・・
考えてみるとこのあたり、自分の中の悪い意味でのこだわりが、ボトルネックになっているようにも思えてきました。
伸びしろが大きな項目は、もう少しチャレンジしてもいいのかもしれませんね。
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