家の経理さん
わたしの家は母子家庭で、俗にいうヤングケアラーというやつをやってきた人生だった。
幼い妹たち(一番下とは14離れている)の世話、家事、家計管理まで中高生だったわたしは特に文句も言わずにやっていた。それが当然と思っていたから。
それが、アラサーになったいまも実家の経済運営を一手に担っている。
独り暮らしをしてセルフネグレクトやら適応障害やらいろいろ支障をきたして家に出戻り、結婚する予定も将来の夢もなく、働くのも医師に止められているので、実家に住まわせてもらう以上は当然なのかなと思っている。人には人の事情があるし、自分だって健全な家庭ではないのはよく知っているので外野の方は静かにしてほしい。
でも文句言っちゃう。自分の家の収入と月の最低支出くらいは暮らしぶりからなんとなくわかるはずだし(実際自分はわかるから)、通帳もみんな見られるようになっているし、家計全体の財布内のお金状況も共有している。のに。
「アイス食べたくなっちゃったね〜」
と夜中起こされる。残金いくらか言ったよね? 次の収入があるまであと何日か知ってるよね??
「通販でこれ頼んでいい??」
どうせ部屋の片隅でぐちゃってなるガラクタばかりを?? 買うだと??? 片付けんのも金の管理すんのもわしなんだが!!!!!
ということが度々ある。度々というか毎日?
わたししか把握していないことが多すぎるし、まず頭の作りが違うらしく、話が家の人と噛み合わない。これは自分のプライドとかではなくて精神科で言われている。あなたは頭が回りすぎる方の発達障害とASDだから周りと話が噛み合わないことがままあることでしょう、と。そして口下手なのでなおのことうまく伝わらない。
そこでわたしがいついなくなってもいいように、わたしの業務をマニュアル化して共有しようとしたのだが、
「家なんだから職場みたいなことすんなよ」
と家族から猛反発。
そうだった、こいつら紙を見ながらなにか行動するのが下手くそだった。取扱説明書も読まんで「これ壊れてるんだけど」と持ってくる人種だった。マニュアルなんてもっと無理か。それで社会に出られるのかい。
余談だが、ASDにもアスペルガー的な傾向の人とサイコパスっぽい傾向の人で分かれるらしく、わたしはめちゃくちゃ後者である。よく考えれば一緒かもしれんが。まあいい。自分は理路整然がモットーで、なにもかも機械的にできているのが美しいと思う。人の気持ちに共感はできないが推察はできる。それも深く推察する。その人の背景や抱えるものまでも鑑みて、自分の中で繋がってはじめてかけるべき言葉が判明する。だからちょっとワンテンポ遅いときがある。自分の中で納得のいかない感情の荒ぶりかたをしている人は怪物のように見える。アスペ拗らせた伯母とはマジで言語が違う生物すぎて話したくもない。
MBTI?とか言うやつではINTJというやつらしく「建築家」と書いてあった。イーロン・マスクと同じ性格らしく、微妙な気持ちになった。
確かに彼も家庭内マニュアルシートとか作って子供にドン引きされてそう(ド偏見)
こんな性格なので、もっといいやり方があるはずだと考え続けてしまい、結果ストレス太りする。
家の経理なんてやめてやりたいが、やらないとイライラするだろうから、やるしかないのだろうな……笑
はい、終わり。
宣伝入ります。
破滅をくれる女が好きです。
アモルファスって高校化学でいちばん美しい言葉だなと思っています。
高校時代の話をしています。また文学館に行きたいね。
今日はグダグダ文句を言ってしまいました。
頭が痛いです。
ではでは🐤