poemes d'un jour 277

仕事が終わり、外に出るとスイカの匂いがした。空気全部がスイカの匂い。だけどここは車が走る大きな道路、どこにもスイカなど見当たらない。だとしたらスイカに似た匂いの何かが空気中を漂っているのかと正体を探そうと思ってすぐやめた。それはもうどうでもよく、スイカだということにして、懐かしく夏を思った。

遠くの夕焼け、夕陽で向かいの家の外壁もオレンジ色になっていた。

noteを始めた。日記のようなものはかれこれ20年くらい書いている。一番初めは苦しさを吐き出す場所で、それからある時は現実と物語の境界線を曖昧にするために、またある時は明るい未来作りのために言霊を頼って。とにかく、書くことは精神統一、私の存在確認。最近は漠然と誰かのためになったらいいなと思っている。

まず経歴を書いてみた。何も出来てない、何も結果を残せていないと思い込んでいたけど、20年ほど音楽活動をしているのでそれなりの量があった。綱渡りながらもそれなりの量あるリリース作品は、結果だなと感じることが出来た。

新しく何かをする時は過去を捨てたくなる。なかったことにしてしまっていたのかもしれない。だけど、当時聴いてくれていた人が今も私の過去作品を大切に想ってくれていたりするのを知り、私は私をまた拾うことが出来た。

繋いでくれた人たちに感謝しています。

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'poemes d'un jour 'は別のブログで書いてきた日記のようなものです。過去ログはこちらです。http://poemesdunjour.jugem.jp/

ここでは'poemes d'un jour 'に加えて、今まで書きにくかった色々な考えなども書いていきたいと思います。他、noteというプラットフォームを活かしたものをやっていきます。サークルを準備中です。


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