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イオンモール強し。各都道府県で一番大きな商業施設は?

自粛要請の全面的な解除によって、少しずつ外に出る機会も増えていると思います。ただ依然として遠出するのは気になる状況なので、比較的近場のお出かけスポットとして、県内の大型ショッピングモールに行ってみようという方も、多いのではないでしょうか。

自分の地域でどこの商業施設が一番大きいのだろうと、気になっていたのですが、最適なリストがなかったので、今回作ってみることにしました。以下が、全国の都道府県内で、店舗面積でみて最も大きな商業施設のリストになります。リストには、お店が開店した年や代表的な店舗も併載しています。

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全国的に強いイオンモール。西日本ではゆめタウンが健闘

NO.1商業施設のリストを確認すると、やはりイオンモールの強さが目立ちます。全国のうち半数以上の県で最も大きな施設を運営しています。なお、全国でみて面積が大きかったのも、埼玉県にあるイオン・レイクタウンでした。

このほか、西日本で目立つ存在としては、イズミの運営するゆめタウンがあります。中国地方や九州でNO.1となっている施設が多数あることが分かります。

一方、人口の多い政令指定都市で目立つのは駅ビルの強さです。駅に併設された百貨店とショッピングセンターは、郊外のように広い敷地の確保が難しくとも、階数の高さで店舗面積を増やしています。都市部の施設は大きい土地の確保が難しいからか、比較的古い施設も目立ちます。

個性派がトップの県もありました。茨城県ではジョイフル本田が運営するニューポートひたちなかファッションクルーズ、栃木県では福田屋のFKDショッピングモール、長野県では軽井沢プリンスショッピングプラザ、大分県ではトキワのトキワわさだタウンが一番大きな商業施設でした。

このリストは全国の大型小売店を調査した東洋経済新報社の「大型小売店総覧」をデータ化した、大型小売店データを基に作成しました。もっと地域を限定した分析や他の視点から研究を行いたい方は、こちらのデータが参考になります。

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