210：続々々々々々々・終わりになりたい

・仕事で大きすぎるミスを犯した。会社を揺るがす大きな事態となった。
・現在もリカバリー対応中である。

・苦しい。

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・執務室にいる時に涙が堪え切らなくなり、喫煙所へ逃げ込んで1人で涙を流した。
・悔しい。苦しい。悲しい。

・責めてくる人は少ない。慰めてくれる人が多い。
・苦しい。いっそ悪者にしてくれ。

・自分のミスのために、周りの人へ多大な迷惑を及ぼしている。
・申し訳ない。苦しい。合わせる顔がない。

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・一番苦しいのは、普段仕事という概念を冷笑している癖に、大きすぎる出来事が起きた時には結局自分の感情が動かされてしまった、ということである。

・結局自分はただの、そこらへんの社会人と何ら変わりはないのだ。どれだけニヒルに構えているつもりでも、全く同じなのだ。
・会社員としての仮面は見事に粉砕された。裸の心でここ数日は出社している。

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・リカバリー対応はあとひと月くらいだろうか、もうしばらくは続く。

・noteが終わりになりたい時に開くアプリになってしまった。良くない。

・夜中に帰宅して真っ暗な部屋の中でアンビエントな音楽を流し、お香を炊きつつ自分の口からも煙を吐く時間だけが唯一、仮初の救いとなっている。

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