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228:記憶紹介|音楽の魔法 #008

・自分は自分の好きな音楽を他の人に聴いてもらいたい欲求が強いのだが、ただ共有するだけではなかなかそれは叶わない。
・であるのでそれを共有するに至った文脈を見せるという意図もあり、自分の記憶と紐づけて好きな音楽を紹介していた。
・それでなんとなく趣味の押しつけがしたくなる時期になったので、久々の更新です。

・それでは↓から定型文。今までのも見てくれたら嬉しいね。

***

・音楽は記憶を閉じ込めすぐに引き出すことのできる魔法である。
・ながめいづきの音楽にまつわる記憶の紹介。
・前回。


ナタリー - さよならポニーテール

・↓のマガジンでも連載していた、自分のゴッ友(※訳:GOD・friend)が好きな曲。

・バンドマンだった父を持つ彼の音楽に関わる教養は深く、幼少の頃から80年代・90年代の洋楽ロックに囲まれて育ったようだが、そんな彼に「好きなアーティストは誰だ」と聴くと「さよならポニーテール」と答えていた。
・つくづく不思議な男である。音楽に囲まれ育った上、純文学をこよなく愛しているにもかかわらず、女児向けコンテンツが好きで、ドクターペッパーを好んで飲んでいる人間などなかなかいない。

・ナタリーは平成時代の子供向けアニメのEDを想起させるようなMV、そして楽曲としてもその時代にそれを観ていた自分を思い出すかのような郷愁を誘う雰囲気を持っていて、とても良い。
・自分の感性はおそらく成人する前のどこかで止まっているので、懐かしさを覚える音楽というのは基本的に好きなのだと思う。

・彼はさよポニのメディア露出に積極的でない姿勢を好んでいたので、このような形で紹介すると怒られるかもしれないが、まぁ許してくれ。

レッド・パージ!!! - P.I.N.A.

・話が少し続き申し訳ないが、これも上述の彼との思い出がある曲である。

・これを知ったの自体は中高生の頃、ニコニコ動画をよくネットサーフィンしていた時。
・知った時は耳に穴が開くほど聴いていたが、共有できる友人はいなかった。中高生の頃は自分の好む音楽を共有できる友人が一人もいなかった。

・大学に入学して上述の彼と出会い初めて二人でカラオケに行った時、彼とこれをデュエットできたのがとても嬉しかった。
・その頃は自分の趣味を共有できる仲間がいなかったので、自分がダイレクトに好きな曲を分かち合える感覚がとても心地良かった。

・ちなみにレッド・パージについてちょうど勉強していた頃にたまたま出会った曲だったので、歌詞の考察が捗り本当に好きな曲だった。今でもよく聴いている。


Alright - BANVOX

・BANVOXの楽曲はクラブで聴くのがとても好きで、BANVOXがDJとして出演するイベントなどがあれば足繫く通っている時期があった。
・比較的新曲なこの曲を流してくれた時はなぜか「ありがとう…」と思っていた。

・一年前くらいに仕事でタイに出張したとき、タイで宿泊したホテルでなぜかこれをずっと流していた。
・不安が多かったので、安心したかったのだろうか。

・先日タイ法人の同僚が所用で日本に来ていて久々に会ったのもあり、タイでの出来事を思い出していた。ちなみに↓で言及している人である。

・同僚というかもはや友人なので気軽に会いたいが、国を跨ぐと中々難しい。
・ちなみにまた来月仕事でタイに行く。

グラドゥス・アド・パルナッスム博士 - ドビュッシー

・趣向が急に変わってクラシックである。

・昔、音大の受験勉強をするくらいにはピアノにしっかりと向き合っている時期があり、いろいろな曲を弾いた。
・自分はその中でもドビュッシーの曲がすごく好きで(小さい頃だったのでなぜ好きだったかはもはや言語化できない)、この曲は小学4年生の頃にコンサートで披露したことがある。

・ピアノはステージ上にいる時だけが楽しくて、それ以外の練習の時間はすべて苦痛だったが、この曲を練習する時だけはなぜかずっと楽しかった。

***

・またちょこちょこ趣味を押し付けていくわよ!

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