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217:明元素と暗病反

・中学か高校の頃、なにかの講演でこの概念を聞いて、それがどういった文脈のものか全く覚えていないのだけれど、この考え方だけずっと頭に残っている。

・久しぶりにそれを感じた、という話。

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・明元素と暗病反という考え方は言ってしまえば単純で、端的に述べると「元気があればなんでもできる」のような、言霊から成る精神論。
・明るくて前向きな言葉(明元素)を使っていると明るい思考になるし、否定的で暗い言葉(暗病反)を使っていると病みやすくなるといったもの。

・まぁ自分を励ますための考え方だ。辛い時ほど明るく振舞おうとか、そういった類に入る。
・ちなみに僕は意外と、言霊的なものは信じている。それを言い続けていたら実際にそうなれるという「引き寄せの法則」なんかも、そうだよなと結構本気で思っている。

・普段意識はしていないし、もちろん人に押し付けるつもりも無いが、躁鬱だからこそ両極端な思考を持つ時が多いので振り返ると結果的にそうだったな、と学習している感覚がある。

・なんでも出来ると思っている時はなんでも出来るし、何も出来ないと思っている時は何も出来ない。

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・今日、久々に最近連絡をとっていなかった旧友から電話が来た。
・久しぶりに会話をするので、「最近はどうよ」的な近況を話すフェーズがあった。

・そのフェーズで自分の近況を話そうと記憶を遡った時、ここ最近は少し辛い面持ちで過ごしているので、あまり話したい出来事がないな、と思った。
・つぶさに話すのがめんどうになった僕は、全てを包含し「最近は人生面白いなって感じだよ」と話した。

・適当に出てきた言葉だったが、いざ発してみると一気に心が軽くなった。
・最近はずっと苦しいと感じていたが、裏を返すとそれはいろいろな経験をしているということで、まとめると僕は面白い人生を歩んでいたのだな、と思った。

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・その電話が終わってふと、明元素と暗病反という言葉を思い出したので備忘録として残すことにした。

・そしてここからは余談だが、いままでの記事で幾度となく言及しているように、僕は何があっても人間関係だけは世界一の幸せ者だと思っていて、僕と関係性を築いてくれる人は世界一偉大なヤツらだという自負がある。
・それで、知り合いから友達が多いねとよく言われるのも、そう思い込んでいるからなのかもしれないな、と思った。

・僕は自慢の友達ばかり持っている。お前ら大好きだぜアイラブユー。
・社会人になると新しい出会いが少なくなると聞いていたが、そんなことは全くない。毎年いろんな面白い人たちと知り合っている。

・これからも楽しみだ。これまでの人たちとの続きも楽しみだ。

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