この水1万円
昨年は自粛ムードの為そこまででしたがおかげさまで今年はstaybullで働きたいと言ってくれる方からご連絡をいただく機会が増えてきました。とてもありがたい事です。
本当はその気持ちだけでも嬉しくてひとりひとり抱きしめたいくらいなのですが(←気持ちだけですよ)一緒に働ける人数にも限りがあるのでお断りする事もあり心苦しく思っております。
ところで外銀やコンサル等の会社の採用面接の際に机の上に置いてあるペットボトルの水を指して「今からこの水を私に1万円で売ってください」と言ってくる面接官がいらっしゃるという噂があるそうです。
もし僕がそんな事言われた日にはパニックになってフタを開けて飲み干してしまう事でしょう。
一般的には「コレは○○の山から湧いた水で〜」「あの有名な○○さんが持ってた〜」「この水を買ってくれたら○○を〜」といった付加価値を付けるのがセオリーだそうです。
staybullでも採用を検討させていただく際に面接していますが、アレコレをいくらで売ってください的な事は聞きません。極めて一般的な事を聞くと思います。
例えばなぜstaybullで働きたいと思ったのかと超王道な質問をさせていただくのですが
「犬が好きだから」「世の中の犬を幸せにしたいから」「犬と関わる仕事がしたいと思ったから」「しつけを普及させて捨て犬が減る世の中にしたいから」とおっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。
僕もそれは大変素晴らしい事だと思いますが実は面接の時はあまり心に響かなかったりします。
例えば僕が女性で男性からアプローチを受けて「私のどこが良いと思ってくれたんですか?」と尋ねてみると「それは君が女性だからだよ」と言われた様な感じに近いかなと。当たり前というか前提というかそんな感じです。
きっと面接中の僕の胸中は「誰でもいいんでしょ!」「ちゃんと私のどこが好きなのか言ってよ!」状態になるでしょう。
今staybullで働いてくれているスタッフ達は「うちの○○なところが好き」「うちだからこそ○○をしたい」「うちで○○な働き方をしたい」と明確に答えてくれた犬達にもお店にも愛のあるメンバーが揃っています。結果、犬達が幸せになる世の中にほんの少しでも近付くとも本心で思っています。
そんな愛を持って働いて一緒にstaybullを育ててくれるくれるスタッフをまだまだ募集中です。
是非ペットボトルの水を持参で来てください←ウソ