仕事をサボって鮨を食べた。 「ケーキの切れない非行少年たち」を読んだ。 セックスをするとお腹が空く ラーメン屋に入ったら、一人ですかと驚かれた。見ればわかるだろうが、死ねと思ったので、食べ終わって、車の中で星1の評価をつけた。 仕事の連絡が入っていた。無視した。 腕が刺青だらけの男と電話して、話半分に聞いているうちに寝てしまった。 いい日でした。
磯崎新が好きなので、その展覧会に行った。 水戸の芸術館である。 磯崎新は、建築に「両儀性」や「胎内性」を見出したらしい。 ポストモダンの世代って母なる大地が好きだし、過去と未来の、精神と肉体の、理想と現実の、そういう対立項についてもとりわけ好むんだなあと、ぼんやり考えていた。揺らぐ自我、揺らぐ社会で求めるのはやはり母なのだろうか。 ポストカードを買った。パイプオルガンを中心に据えたものと、コンサートホールの舞台のものである。ポストカードはついつい買ってしまう。特
きょうは、我孫子に行った。 仲良しの男の人と行った。 仲良しの男の人はふたりいて、いつも三人で遊んでいる。 白樺派の文学館があるというので、我孫子駅から少し時間をかけて、歩いて行ったのである。 白樺派の小説は、とりわけ好きだというわけではないけれど、さいきんは「暗夜行路」を読んだばかりだったし、それに今は「或る女」も読んでいるので、タイミングとしてはばっちりの、訪問だった。 志賀の邸宅跡地や、実篤の〈新しき村〉について、よく学べた。 文学館って、ひとりでは