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ビジネスにもつながる心を掴む話し方


\栄養指導を行う管理栄養士向け/
ダイエティシャンジョブを運営する
株式会社東洋システムサイエンスさん主催
『自信が持てる栄養指導講座』
登壇させていただくことになりました。

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今日はこのタイトルにもなっている
『心を掴む話し方』が、わたしのビジネスを構築する上でもとても大きな役割を果たしているんじゃないかということについて。


今、4冊目を執筆しています。
と、言ってもまだ企画段階ですが、
もしかしたら4冊目と5冊目同時くらいになるかも?!に話が展開しています。


書きたい気持ちがまた溢れてきていて。



今回はコンサルティングをお願いして伴走していただいているので安心感が違います。


打ち合わせの中で聞かれたこと
「ながいさんとこには、どうやってお仕事が入ってくるの?」


えいよう未来は人の健康、内側の健康をサポートする様々な事業を行なっています。
企業での従業員栄養指導、保育園給食献立プロデュース、企業顧問、講演、執筆など多岐に渡ります。

たしかに、わたしを検索するとInstagramはまじめにやってないし、このnoteも気まぐれ更新だし‥
「どうやって仕事の依頼が来るのだろう」と思われるのも無理はないかと。


会社を興して7年目になりますが、言われてみるといわゆる"営業"ってしたことないし、ホームページはあるけど広告も出したことがない‥


会社を興す前の独立当初からわたしを知ってくださっているこの方には「ながいさんはしれっとマーケット取っていってる感じがする」と言われ、
確かにそうかもしれないな‥なんて思っていました。


管理栄養士のフリーランスなんてこの世にいるのか?というくらいにフリーランスになったり、
当初から志し高い管理栄養士が集まっているコミュニティを運営していたので

知り合いの方が管理栄養士が必要、と聞けばわたしに声をかけてくださったんです。

知り合いのバーのお客さんが介護施設を経営されていて、献立を作るのお願いできない?とか

お弁当やさんのコンサルしてる方が「メニューの内容を一新したいんだけどできる?」とか

会社にした時からそんな感じでした。
ありがたいですね。

ご紹介いただいた後は、もちろん先方に会いに行き、現状やお悩みを伺って、わたしたちにできることを提示して‥
↑これは栄養指導でやってることと同じなんです。


だからなのか、こういう機会は苦手意識もなかったのですし、ご紹介ということもあって、ありがたいことに採用されるに至ることが多かったんです。



今日はそんな、心を掴む話し方がビジネスにもつながっていたのではないか?という事例についてお話します。


問題点は本人が思っていることと違う


印象深く残っているエピソードは、お弁当やさん。
7年前になりますが、コンサルをされていたMさんからのお話でした。

売り上げを上げていくためにお弁当の内容を一新した方がいい、というMさんの意見とは裏腹に、お弁当やのオーナーはメニューを変えることや、管理栄養士を監修に入れることにはあまり積極的ではありませんでした。


お弁当の試食会があり、わたしとメンバーの1人で伺いました。

食べてみると‥
「おいしー!!」
「ごはんが冷めてるのに甘みがある!」
「こんな美味しい煮魚毎日食べたい」
食べたときの感想はこんな感じでした。


このお弁当やさんは3代続く老舗で、パートさんも昔からのお母さんたちが作っています。

煮魚の絶妙な味のバランスや、しっとり具合、
こんなにおいしいお弁当があるんだ!

本当に心からそう感じたんです。


だとすれば、Mさんがいうメニュー一新が解決策ではないと思いました。

これから先、また次の代へと受け継いでいけるお弁当やさんであり続けるためには、このお母さんの煮魚をはじめ、レシピの再現性を高めることが大切ではないか、と提案しました。


管理栄養士というのは、施設の給食管理を行う際、献立を立てて栄養計算するだけでなく、

その調理工程に置いて何時間前から仕込みをするか
その手順と人員配置
などひとつの料理が出来上がるまでの安全に、衛生的に、おいしく作れるすべてのことを管理します。

このお弁当やさんは、小さな飲食店ではよくあることですが、お母さんが目分量で料理を作っていたり、日替わりメニューなどもなんとなく感覚で決めていました。


そうすると、違う人が作ると違う味になったり、
パートさんが夏休みなど長期休暇になると、作業の統一性がなくなったりします。


「この美味しい煮魚をレシピ化して、どのアルバイトさんでも作れるようにしたい」
とオーナーに伝えたところ

オーナーから
「お願いしたい」
とおっしゃってくださいました。


Mさんと部下の方が目を合わせて
「え?!マジ??」
そんな顔をされていたのが今でも印象に残っています。


そこから約7年、管理栄養士を直接雇用していただけるようになった今夏までメニューのレシピ(数値)化、日替わりメニューのサイクル化、スマートミール認証取得までをサポートさせていただきました。


売り上げも200食/日→ 400食/日とより多くの方召し上がっていただけるようになり
「調理場を新設したい」と新たな夢もできたようでした。



真の問題を見つけて解決策を提案するのが仕事

問題の本質はなにかを見極め、
今できていることと
改善することとその効果
を提示し、何から着手していくかを
相談して決める。

心を掴む話し方というタイトルをつけていただいた時、烏滸がましい気持ちが強かったのですが、
いつも相手を思い、気づいたことを伝え、精一杯の提案をすることが心を掴むのだとすれば、
栄養指導でもビジネスでも、備えておきたい心構えなのかもしれません。

この、心を掴む話し方を講座でお伝えします。
レベル1〜5に分けて、自分自身のレベルを可視化できるので、ステップアップも望めますよ


\よろしければご参加ください/

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