人は目的とその道筋がわかれば勝手に動き出す。
こんにちは、順調に毎日note更新できていたのに、できたと思ったら
また今週は、全然更新できなかったながいかよです。
続けることについてのながい的考察はこちら
今週はずっと出張で外に出ていました。イベントと研修と。たくさん人に会ったし、本業であるダイエットについてたくさんお話しした一週間でした。
ダイエット指導ってわたしは大好きで誇りもって行っている仕事です。
いまは栄養院では信頼できるパートナー管理栄養士の方々が栄養カウンセリングを行ってくれているので、数でこそわたしが指導する機会は減っているのですが、
もはや趣味みたいなものなので仕事なのか会話なのか自分でもわからなくなるくらい好きなことです。
で、そんなわたしの栄養指導なのですが。
”たのしい”って言われることが多いんです。
その理由は目指すゴールとそこに到達する明確な道順が腑に落ちるからだよねってお話です。
楽しい栄養指導の真実
わたしがお笑いのセンスがあって、面白おかしくお話をしているわけではありません。もちろん。
栄養指導って今の食生活を変えることになることが多いから、割と大変です。指導する側も、受けるクライアントも。
でも、「あー楽しかった」←これ、病院の栄養指導で言われたことです。
最初はかなり嫌がられた
わたしは、栄養指導始めたばかりのころは、”楽しい”なんて言われないどころか、めっちゃ嫌がられてました。
”訴えるぞ”、とか ”出るとこ出るぞ” なんて言われてましたね。なんでわたしがこんなこと言われなきゃいけないんだって思っていたんですけど。
でも、文句言ってても、指導の時間に受けに来てるよな~って事実に気が付いて、いやって言ってるだけで、なにか期待してきてくれているよね。って思うようになったんです。
それがわかってからはごねている人ほど「来た来た♪」とどうやったらこの人の気持ちを満足させられるかなって思考が変わっていきました。
楽しい栄養指導は結果が出やすい
もちろん、もうなんやかんやで指導歴も13年くらいやってますし、栄養指導をする人に研修をしたりもしていますので、そのあたりは経験や場数がものを言う部分もありますが、
それでもやっぱり”楽しい”って何だろうって思うんです。
そして、楽しいと言ってくれた方は結果も出やすい。
つまり”楽しい”ということが行動変容につながり、結果を出しやすいんです。
そういった”楽しい”といってくれた人達の分析をしてみると、結論、目指すゴールとそこに行くまでの明確な道順がわかったときに”楽しい”となるということが分かったんです。
目指したいゴール × 明確な道順 = 楽しい栄養指導
こんな感じ。
ダイエットってみんな関心があるじゃないですか。
で、結構自己流でやっていることが圧倒的に多いんです。
その上、今ってあらゆるメソッドが出ているから、情報を選び取ることが難しい時代になっていると思うんです。
情報化社会ってなんでも情報が手に入る時代ではなくて、かなり偏った情報収集になります。
だから自己流で「いろいろがんばっているのに結果が出ない」ということが往々にしてあります。
先日のイベントでもお寄せいただいたお悩みでダントツに多かったのが「いろいろやりつくしたけど結果が出ません」というお悩みでした。
意味がないことはいくら努力しても無駄
いろいろやりつくしているけど、その”いろいろ”が意味のないことだったり、その人にとって逆効果なことって結構あるんです。
さらに、一度やり始めたら「ここまでやったし」という気持ちが働いてスパッとやめることができない。
だから意味のないことをずっと意味なくやり続けて「がんばっているのに結果が出ない」となるのです。
意味のないこと × 意味なく続ける = まったく無意味
今日はなんか 数式風に表したい気分なのでしょうか・・わたし。
なんでダイエットしたいの??
だから栄養指導で時間をかけるのは、その人がなぜダイエットをやっているのかということ。
痩せてきれいになりたいということが本当の理由なのに、だんだんがんじがらめになって「ダイエットするためにダイエットしてる」ってことが少なくないです。
だから本来の目指したいゴールに、本人が改めて気づくこと。そのために雑談入れたりします。単なる雑談じゃなくて、気づいてもらうための雑談、ですね。
そういえば、以前行った特別講座の内容にも雑談力って盛り込んでました。
そうして目指したいゴールに気づくと「ああ、そうだった!」ってもやが晴れるんです。
で、いまやってることを見直して、これはいい、これは無意味、これはこうアレンジしたらいい、と整理していくと、もう指導の終盤戦にはお尻がうずうずして「早く行動したい」ってなっています。
だから、無理がないし、着実に変化が出てくるからモチベーションが維持できるし、「勝手にやってる」状態です。
クリニックや法人向けで行っているのは、定期的に指導の時間があるので数か月伴走していくのですが、わたしの中では、最初の指導でその人が目指したいゴールと道筋が分かれば、もうわたしは必要ないと思うのですよね。
今4冊目の本を書いているのですが、ダイエットについての本で。この辺りを本でどう表現していくか、考えています。
考えが追い付かないからnote書くことに逃げてます(笑)
本を通してダイエットに悩む人が「あー楽しかった」と言ってもらえる本になるように。そして自分の目指したいゴールと道筋が明確になって本を読んでいると「動かずにはいられない」ようになるといいなと思っています。
これってダイエットに限らず、なんでもそう。
今一度私も自分の目指したいゴールを明確にするために、自分の生い立ちからさかのぼって自分のパッションや情熱を見つめています。
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