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研修の後に嬉しいメールをいただきました。

おはようございます。えいよう未来のながいです。

今日は日々のお仕事について少し。使命を持って仕事していると長く愛される事業になるんだな、というお話です。


栄養指導をする管理栄養士の方へ研修を行っています。

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研修後、チームリーダーの方からメールをいただきました。

先日は管理栄養士の研修で大変貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
 ながいかよ先生のお話が聞けて、本当に良かったです。あの講演後すぐにAmazonで「栄養指導に自信が持てるようになる本」を購入している管理栄養士が何人もおりました。
 私自身、今週月曜日に、久々に栄養指導をする機会があり、先生のお話を聞くまでは、知識の薄さにとても不安を感じていたのですが、「知識の詰め込みではなく、寄り添う姿勢が大事」ということで落ち着いてお客様に接することができました。とても感謝しております。
 また機会があれば、ぜひお話をお伺いできればと存じております。


研修の後、こうしてその後どうなった、とご連絡いただけるのはとてもうれしいことですね。

研修内容は、なんとなくでやっていた栄養指導を体系化し、5つのステップで進めていくことで、クライアントの本音を引き出し、心に寄り添った栄養指導ができるようになる講座です。


わたしが独立してすぐに自主開催で講座を始めたから、気づけば10年近くやっている、とてもとても大切にしている仕事のうちの一つです。

講座は当初から、北海道や沖縄と遠方から来て下さる方も多く、栄養士の派遣会社様や病院栄養士の団体様などが主催してくださるとすぐに満席になってしまうほどでした。

これは栄養指導に携わるすべての管理栄養士にお伝えしたい!と、一般社団法人輝栄会を立ち上げて、そちらで今も認定講師が栄養指導講座を開講してくれています。


昨年のコロナ禍で、一時講座や研修ができなくなったときに「それでも伝えていかなければ!」と書籍化しようと動き出し、講座が受けられなくても栄養指導のバイブルとしてお持ちいただきたいと9月に出版することができました。

書籍化の裏話

裏話ってほど大げさなものではないのですが、書籍化したいと思ったときに出版プロデューサーなる人に相談したんです。相談料3万円で。

そうしたら「管理栄養士向けの本は母数が少ないし売れる見込みがないから難しい」と言われました。

いい勉強代でした(笑)

でも書籍化したいと思っていたので、最近は電子出版もあるし、出版って自分でできないのかな?と思っていろいろ調べているうちに、自社で出版社作って製作したらいいんじゃないか?というに至り、えいよう未来出版部を作って、クラウドワーカーのサイトでブックデザインができる方と校閲の方を探して製作しました。


デザイナーさんも校閲の方も自分でオファーするという経験が新鮮でしたし、とてもいい方に巡り合えたのでとても気持ちよく仕事ができたこと、

そしてデザインも校閲も最終はわたしが自分で判断するという心地いい責任感と充実感の中で作り上げることができました。

オンデマンド出版にすれば、在庫も抱えなくていいので、いわゆる自費出版をサポートする出版社に依頼しなくても、何でも自分で決めたいわたしのようなタイプの人にはいいかもしれません。

その分、デザイナーさん、校閲の方にはきちんとその方が納得のいく報酬をお支払いできた(とても良心的にお見積りしてくださいましたが)ので、どこまでを人にお願いして、どこまでを関わりたいか、ですかね。


あと、出版した後で気づいたことですが、自社で出版するともちろん売れた冊数が月ごとに集計されて見れるわけで。

売る、ということに対して、出版社さんに任せっきりだったな、と反省ができたのも自社で出版してみてよかったところです。


研修に行ったら拙著を購入してくださっていた

のです。冒頭でメールをくださった先日行ったドラッグストアの管理栄養士研修のことです。

数名、そのドラッグストアには管理栄養士がいらっしゃって、そのチームリーダーでもある方が拙著を偶然購入してくださっていたのです。


みると付箋がいっぱいに貼ってあって、それはそれは感動しますよね。

研修の後、事例検討会にも参加させていただいたのですが、その際に少し栄養指導の進め方をお話させていただきました。

管理栄養士のみなさんも、事業部のみなさんもとても喜んでくださり、拙著を管理栄養士みんなの分を社で購入しようか、とお話しされていたんですが。それはお断りしたんです。

「自分で買った方がいいです」と。

買ってもらったものって読まないんですよね。自分で必要だと思ったら、そのタイミングで購入してもらいたい。

そうして栄養指導のたびに読み返し、次のアクションへ繋げてもらいたい。

ノウハウも栄養知識ももちろん書いていますが、わたしが栄養指導で悩んだときの解決法をすべて書いたので、栄養指導での悩みはすべてここに書いてある。と言い切っています。

コンパクトな本になっているので、いつもカバンの中に入れて持ち歩いてもらいたい。もちろん、kindleでも章立てで知りたいところへすぐにアクセスできるようにタイトル選びをしています。

付箋やメモ書きでいっぱいにして、自分のオリジナルのバイブルにしてもらえたらうれしいなと思い、「自分で買ってください」とお伝えしました。

会社員のうちに、自己投資し、自分のスキルを磨いて会社の売り上げに貢献できる社員になれば、会社からも認められるし、将来どこへ行っても頼られる存在になると思います。

そんな人育てもしていきたい気持ちがあるので、なんでもやってもらう、与えてもらって当たり前の精神から自分で投資してその分元取ってやる!くらいの精神にシフトしてもらいたいとも思っています。

使命を持ってやっている仕事は長く愛される

わたしが会社員時代、ヘルスケア企業で栄養指導をしていたこと。チームの保健師のみんなに教えてもらったこと。

これを栄養士の人にも伝えたいと思って始めた講座。

講座でお会いする管理栄養士のみなさんの「人を健康にしたい。幸せになってもらいたい」という強い思いが伝わって、

もっと栄養指導を当たり前のものにしたい。

健康な人が、健康なうちから栄養指導を受けて自分でケアできる社会にしていきたい。

そうすれば、もっと人々は元気になれる。社会も活性化する。日本の医療費だって削減できる!

そんな使命感をもって仕事をしています。

自主開催講座から書籍化し、研修や講演に呼んでいただく形で登壇するなど、形は変わってもずっとこの事業をさせていただけていることは本当にありがたいことです。

こうして続けられるということは社会がそれを求めているからに違いない。とも思うのです。

今週は熊本へ。

また一人ひとりの管理栄養士の思いに着火してきたいと思います。






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