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「晴れの日も雨の日も」#121 今日の感謝

「今日の感謝」  もしくは
「今日の幸せ」  あるいは
「今日の喜び」  
を見出して書きつけることを2ヶ月強毎日続けている。
ほぼ一日も欠くことなく。

#107放下著で「感謝謙虚深懐」ということを書いた。「今日を無事に過ごせたことに感謝して生きる」を実践されているお手本のことにも触れた。これを掘り下げた結果、この取組に行き着いた。
最初は毎日続けられるか心許なかったのだが、継続できる自信がついてきた。今後も続ける決意も込めて記事にすることにした。

今年はもともと心の窓を開いてvividに生きていこう、ワクワクドキドキしながら生きていこうということをテーマに掲げていた(#21 五感+1をフル動員して生きる(今年のテーマその2))。

空の様子やふとした風景、季節の移ろい、小鳥のさえずり、そんなことをひとつひとつ心に留めながら生きることで、より豊かな人生、彩りや潤いに満ちた人生を過ごしたいと考えた。美しい言葉も大事にしたいと考えた。
冒頭記載の「今日の感謝」〜の活動はそれをさらに一歩進めたものとも言えそうだ。

書いていることそのものは些細で他愛ない。たとえば
・今日はオフクロ(94歳。ほぼ寝たきり)と少し会話できた。
 ほんの少しだが笑顔も見ることができた。
・きれいなコスモスを見た。
・燃えるような朝焼けを見て、今日も素晴らしい一日が始まると予感した。
・細君がおいしい夕食を作ってくれた。
・昨日会った友人の目の中に、確かな信頼関係を感じることが出来た。
・おでん屋で隣の初対面の人から「めっちゃ聞き上手やなあ」とホメられた。
などなど。

文量も多くない。
特に掘り下げるわけでもない。
書くのにかけてる時間も短い。
ただ、些細なことでもそういうことを見逃さないように日々意識し、心の動きをちゃんと捉えて簡単に記すこと、今日もいい日だった、と感謝していくことがとても大事だと感じている。

なんとなく「感謝しよう」と言っているだけでは不十分な気がしている。具体的なことを取り上げてコトバにすることで気持ちの輪郭がはっきりと目の前に立ち上がる。感謝の心がより明確にくっきりする感じがしている。

朝食後、朝ドラを見て、日経電子版を読んで2階の自室にあがる。机の前に座ってパソコンを開けて最初の作業がこれだ。
昨日一日を思い出し、感謝を記す。
毎日のルーティン化が定着した。
段々、「今日の感謝」を書くのが自然でフツーで、書かないと気持ちが悪い、というレベルに近づいてきている。
めっちゃいい感じやん♬と喜んでいる。

そういえば、しばらく前のコーチングの勉強会で、「最近のgood newsを教えて下さい、という言葉からコーチングセッションを始める」という話を聞いた。
コーチングに限らず「課題はなんですか」とか「どんな問題がありますか」とよく言いがちだ。それよりも、good newsを聞く方が相手がポジティブな気持ちになりやすい、そして、そういう話は相手の口調も軽く滑らかになる、という趣旨だった。
なるほどなあと思う。


どんなことも本当に自分の気持ちの持ちようひとつだ。
なんとなくだが、この習慣を初めて2ヶ月、私の心の状態がよりよくなったような、また少し幸せに近づいたような手応えがある。
良い習慣を見出せたことにとても感謝している。

12/3から映画公開中の劇場版スラムダンク。見に行きた〜い。

本記事はハスつかさんの「2022今年のいっぽん」に応募することとした。今年は実にいろんなことがあり、赤心の思いを込めた記事もいくつか書いてきたが、この記事こそ今年を締めくくるのにふさわしいような気がしている。

追:昨日は、ふたご座流星群。ネット記事では10分〜15分の観測推奨だったが、めっちゃさぶ〜。3分が限界。でもひとつ流星観測!生涯初の流れ星発見でした♬

今日も最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました♬ 長井 克之  
コーチングのご相談などご連絡等はこちらに→nagaib61s83@gmail.com

<予告>
#122 見えないものを見る
#123 ホワンといこう
#124 プレゼント

(続く)
#2022年のいっぽん

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