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「イケニエと雪のセツナ(PS4版) ゲーム感想01
・はじめに
イケニエと雪のセツナをやりました。面白かったです。自分の備忘録も兼ねて、感想をつらつらと書いていきたいと思います。ストーリー、キャラ、音楽、ビジュアル、戦闘システム、その他、の順番に言及していきます。
・ストーリー
魔物を鎮めるために、十年に一度イケニエを捧げる世界での話です。傭兵たる主人公はある少女を亡き者にするよう依頼され、その少女のもとに向かいますが、彼女こそがイケニエであり、その場では手を下さずそのイケニエとしての最期を見届けることにします。そのためイケニエの護衛団に入り、約束の地まで送ることにする、というストーリーです。
話の内容としては、エンディングの本当のラストのシーンと、仲間の1人であるキール君のサブストーリー以外は特筆して面白いところはなかったです。
旅の終わりの死がきまっていることの切なさの演出などは、FF10の方が良かった気がします。
・キャラクター
総括として、キャラの魅力は、高低差がありすぎると思いました。別に魅力的でないキャラがいる、といった訳ではなくて、単に魅力を引き出せていないなと感じました。
好きなキャラとしては、エンド、セツナ、クオン、キール
特になんもないキャラとしては、ヨミ、ジュリオン、フィデスになります。
ヨミはもう少し年長者としての余裕を見せてもいい気はしました。あんまり頼りになるイメージがないのが残念です。
ジュリオンとフィデスは、この二人のようなキャラは個人的に刺さりがちなのですが、あんまりハマらなかったです。ジュリオンはまだしも、フィデスは影が薄すぎます。やっと仲間になったと思ったら、そこから自分のサブストーリー以外ではほぼダンマリで、残念です。まあタイミングが終盤も終盤だったのもありますが、その分サブストーリーでいっぱい喋らせてあげれば良かったのにって感じです。
エンド、クオン、ジュリオン、フィデス、と真面目で落ち着いたキャラは四人もいらない気がします。
繰り返しになりますが、別に嫌いなキャラはいないです。ただ勿体ないってだけです。
・音楽
2015年のTGSで見たときに、絶対買おうと思った理由の一つが音楽です。結局だいぶ遅くなってから購入することになりましたが、やはり直感は間違ってなかったです。
ただ、ピアノオンリーとは知らなかったので、途中で
「流石になんか別の楽器入れた方が良かったんじゃないか?」
と思いましたが、最後までやった今思うと、ピアノだけで正解だと断言できます。サントラ買います。
・ビジュアル
雪景色一辺倒だと流石に途中飽きました。ただ銀世界の設定を変えるわけにはいかないし、制作側も苦労したと思います。ゲーム全体のボリュームもあまりないので、雪景色オンリーで攻めるギリギリのラインだったと思います。
キービジュアルおよびコンセプトアートはやはり素晴らしいので、画集が手頃な値段で出たら買うか迷うレベルにはビジュアル面での完成度は高いと思います。
・戦闘システム
いわゆる魔法や特技を覚えるのに敵からのドロップ素材が必要になるのですが、そのドロップの条件がなかなかに面倒です。ネットで調べてから集めないと、技によっては本当に覚えられないです。あと素材を集めてから一度魔法屋みたいなのに渡すのですが、その渡した素材の数をフィールドやダンジョンでも見れるようにして欲しかったです。それと、素材からモンスター図鑑に飛ぶ機能も欲しかったですね。図鑑見ないとドロップ条件分からないので。
昇華や刹那のシステムは悪くはなかったです。悪くはなかった程度ですが。あと説明が不親切でしたね。
連携も効果が様々で良かったです。久遠の剣閃などの一部の連携が強すぎるのと、ジャストキルが狙える連携があれば最高でした。
・その他
ここは良かった点と悪かった点をひたすら羅列していこうと思います。ここは適当に追記すると思います。
良かった点
セーブポイントに意味を持たせてある
最初の方のいくつかの伏線
フレーバーテキストが作り込んである
悪かった点
ワールドマップが無い
アイテムの任意並び替えができない
・まとめ
そこまで激オモロなゲームという訳ではなかったです。ただ、終わらせたく無い、終わってほしくないという感情が凄かったです。謎です。
公式サイトを見たらハマるかどうか一瞬で判断つくと思うので、是非見て下さい。
http://www.jp.square-enix.com/setsuna/sp/