ナイトワンダー #2
タイトルはkoboreというバンドの曲名です。
自分が大好きな曲で何度もヨルを乗り越えるのを助けてくれた曲のひとつでもある。
一時期狂ったように聴いてました。
感傷的な気持ちの時に寄り添ってくれる曲なので気になった方はぜひ聞いてください。
今回も前回の内容の続きです。
前回の記事
共通点が多すぎる人の話
多感な時期に触れた音楽
年齢も性別も環境も違う。当たり前だ。同じ人なんていない。同じだとしても全員と話が合うかと言えば、絶対にそんなことはない。
自分はいわゆるマス層に受けるような音楽。J-POPはほとんど聞かない。自然と聞かなくなった。嫌いなわけではない。お金を払ってまで聞こうとは思わない。
そう言った面で同級生と話が合うことは少ない。
先日出会った方に興味を持ったのでプレイリストを教えてもらった。被ったアーティストが多数いた。
back number、サカナクション、androp 、クリープハイプ、Saucy Dog、Hump Backなどだ。メジャーアーティストだけでもこれだ他にもあると思う。
しかも止まっているあたりも同じだ。そこも含めて面白い。
聴いてないけど、名前は知ってるし通じるインディーズアーティストなども含めれば、もっとだ。
好きな映画のシーンの一致
そんな人にお互い興味があったのか映画の話を聞いてみた。好きな人は好きだけど、プロフィールに決して有名ではない今泉監督の名前があった。
その監督の「街の上で」という作品が自分はとても好きだった。この作品に出会った当時は、サスペンス作品ばかり見ていた。
シンプルなラブストーリーやアクション、コメディなどもあまりみない。嫌いではないけど、あまり惹かれないことが多い。正直心は疲れていたんだと思う。
この作品ですごく好きなシーンがある。
主人公アオがイハの自宅で20分以上ワンカットで話しているシーン。クライマックスでもなんでもない。
男女がお互いの寂しさを埋めるために近づくとかでもない。その会話がとてもテンポが良くて印象的だった。正直憧れた。この作品のこの2人は側から見たらどう見てもお似合いな2人だ。
そんなシーンの話をしたら彼女は私もそのシーン大好きと言った。正直合わせすぎだろと思った。そのまま自分は言った。
「ホントに言ってる?」そうしたら彼女は
「ホントに言ってるよ」きっとあの声の感じは本当だ。
相手を思いやったウソはつくかもしれないけど、自分の気持ちにウソをつくような子ではないと思った。自分とは少し違う。とても正直で素直な子だ。
彼女はfilmarksという映画のレビューサイトで記録をつけていた。見ている作品が自分に似ていた。なんでこれを選択したんだろう。映画オタクでもない視聴履歴。通っているものがあまりにも似ていた。フォロー数もフォロワー数も一緒だ。
お互い初めてのフォロワーだった。
noteという場所は特別
彼女のパーソナルな部分はnoteだ。自分とは扱い方が少し違った。自分は行き場のない感情や誰かに見てもらいたい。
共感できる人に見てほしい、知って欲しい。くらいの感覚で書いていた。
9/1にとてもいいライブがあって数時間かけて2か月振りにnoteを書いてみた。書くのに数時間かかった。合計4時間以上だ。
そんな記事を彼女はいいと言ってくれた。長いよねと言ったら、あの日のライブは本当に良かったから長くて当然と言った。初めてnoteの感想を人からもらった。
死ぬほど嬉しかったな
電話した後に何個か読ませて貰った。心の階層があるとしたら、きっと下の方の奥の方だ。読んで正直電話で話した子と同一人物か?って思うくらいパーソナルな部分の感情を書いている。
読んだ感想は不器用な子だな。書いてるときは精神的に弱ってて不安定なんだろうなって思った。でも、過去の自分と照らし合わせて分かる部分も多かった。過去の自分は表現できなったし、発信も誰かに相談することもしなかった。
そんな人間らしい一面にも少し惹かれたのかもしれない。
もう少し知ってみようと思った。
追記
運命とか信じないタイプだったけど、やっと見つけたーって思ったよ。
でも、きっとすごく若いしタイプが違いすぎるから好きになってはいけないと思ってたから距離は詰めすぎないようにしなきゃって思ってた。