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日本人なら「ImageFX」やろが!~日本人感がエグ過ぎる画像生成AI~

どーもこんにちわ。
だんだんと秋の到来を感じる気候になってきましたね。
良く大阪出張に行くのですが、途中の京都で降りてしまいたくなる今日この頃です。
新幹線ではインバウンドの方がとにかく多いですね。
自分が乗った新幹線の車両、ほとんどが外国の方でした。
えんやすえんやすぅ~。

私はいつも窓側の席を利用するので、自分の席に座るために外国人の前を「ソ~リ~」って言いながら通りました。
「どうぞ」って言われました。

いや!顔が濃いだけの日本人だったんかい!!ズコーー!!

東大へ行け!

日本人の画像生成

さて、全然おもんない冒頭から始まりましたが
現代の日本人の顔は昔の日本人より、欧米化してる傾向にあるようですね。
ちなみに私は「縄文人顔だね」と言われたことがあります。「矢じり」で突いたろか。

とは言え、欧米人と日本人はやはり違います。
画像生成AIで日本人を作ると、ちょっと欧米化した感じが強く出てしまう事があります。日本人から見ると、少し違和感を感じるんですよね。

例えば「DALLE」や「Midjourney」で日本人をつくるとこんな感じに仕上がります。

DALLEだよ
Midjourneyだよ

ちょっと綺麗すぎるというか、AIっぽさが出てる感じがあると思いませんか?

「それってあなたの感想ですよね?」

まぁ、ひろゆきが何と言おうと、今回は日本人が見ても日本人ってわかる画像生成AIを紹介したいと思います。
面白いのでぜひご覧くださーい。

ImageFXとは

ご紹介するのは「ImageFX」と言うGoogleのAIサービス。
「普通にいそうな日本人」が上手に生成できるという事で巷で話題になっております。

しかも現在は無料で使えます。
「MURYO」それは神の言葉。
有料化しないうちに使い倒したいですね。

サインイン

ImageFXはGoogleのサービスですのでGoogleのアカウントがあれば、すぐに使用可能です。

インッ

その後ちょろっと入力する所がありますが、適当に「次へ」とやってください(おい、だめだろ。)

ImageFXのホームが現れます

どうやら左側にプロンプトを入れると、右に4つの画像の候補が出るという仕組みのようですね。Midjourneyと同じですが、さすがGoogleUIが使いやすいです。
圧倒的ッ!圧倒的使いやすさッ!

画像生成開始

では画像を生成すべく、プロンプトを入れてきましょう。
日本語でも良いそうですが、だいたいこういうのは英語のほうがクオリティが高くなりがちですね。
英検4級の私であれば余裕ですが、英語が苦手な方は「Deepl」を使えば一瞬ですよ。

では「日本人の女性」を生成するよ。
いやその… 決してその…いやらしい気持ちとかじゃなくてさ。女の子の画像で画像生成AIの精度ってわかると思うんよ… 絶対そうだと思うんよ…

さぁ気持ち悪い言い訳をしてる間に、英語に直して”Japanese Girl”と入れちゃいます。わくわく… 

どん!

あれ?

右に何も出ません… いや、右の表示には「コンテンツが見つかりません」と出てしまっています。

おーい!!どういうことじゃ!出さんかい!出てこんかい!(大阪府警かよ)

「コンテンツが見つかりません」と出るのには、プロンプトが伝わらない場合、または生成後にアダルト系などのセンシティブな画像が生成されてしまった場合などの理由があるっぽいです。

…いや、”Japanese Girl”って入れただけなんですが…?
なんか「本人は20歳って言ってたんですが…」的な気持ちになってきました。

野生の勘が足りませんでした

というか、画像生成AIユーザーが女の子を死ぬほど生成してるからなんじゃ!
自制しろエロがっぱどもめ!(お前もだろ…)

ということで、とりあえず「Girl」ではなく「Woman」にしておきます。

今度はどうでしょうか。

いい感じで出てきました。

着物美人が4枚出てきました。左下のマダームも素晴らしいです。

自然な日本人感!

こうやって見ると、いい意味で綺麗過ぎてないんですよね
AIっぽさが消えて、現実に存在してそうな感じがします。

いそうなのに、実はいない、ちょっと切ないセンチメンタルな気持ちになりますね(何言ってんの?)

シード値ロック

またこちら「シード値」の設定ができます。
ここをロックすることで、生成した画像の要素を残しつつ、変化をつけることが可能です。

シード値のロック機能

「シード値」を固定した上で、少しプロンプトを変えて、再度生成してみましょう。


いい感じ!

人物の一貫性を持たせるとまではいきませんが、類似性を感じる画像に仕上がっています。

文字の反映

あとこの名刺がポイントだったりします!
「” ”」で区切ると文字の反映が可能なんですよ、みなさん!
どうですか?今までの画像生成AIだと難しかったですよね?

例えばMidjourneyならこんな感じ。

文字が完全に破綻

こちらの方、パラレルワールドの住人でした。
このように文字を正しく反映するのって結構大変。

ちなみにDALLEではこんな感じ。

いや、できるんかい

DALLE優秀でした。ナメておりました。
あれー以前はうまくできない印象があったのですが、クオリティが上がったのでしょうかね。

ちなみに日本語ではどの生成AIでも破綻しがちです。ニホンゴムズカシイヨ。

自然な日本人感が出せて、文字の反映も可能ということは
自社の採用サイトとかに使えたりしないかしら。
10人ぐらいの女性社員に名刺を持たせたりしたら…。

誇大広告ができた

自然過ぎて、本当にこういう会社が存在しそうですよね。
会社のHPに掲載したら、本当に何が本物かわからなくなりそうで、ちょっと怖い気もします。

あれ?ちょっと、左の女性と右の女性は腕が3本ありますけど…
まぁ多様性の時代、そういう種族が入社することもあるでしょう。

編集機能

編集機能もありますので、「腕三本族」の方の修正を試みます。

こんな感じでブラシで編集したいポイントをなぞって、変更点にプロンプトを入れればOKです。
cover one's armsとでも入れておきましょうか。
ちなみに”腕を消す”のような文言はNGになる可能性があるので、”隠す”という表現がベターかもしれません。

ブラシで範囲指定
腕が消えた!

なかなか良い仕上がりになりましたね。
早速自社の採用サイトに載っけておきましょう(だめ絶対)

まとめ

さて、今回は「ImageFX」をやってきましたが、
日本人のクオリティもそうですが、「AIっぽさが無い」というのがすごいですね。AIかどうかの判別がわからないほどのクオリティに心底畏怖しました。

if

機能は少なめですが、文字の反映編集機能もあり、無料でできるツールとして、これだけやれるのは素晴らしいと思います。

また他にも「ImageFX」には…
音楽が生成できる「musicFX」

音楽生成も面白い!

類似単語の生成や提案をしてくれる「text FX」

そしてまだ使えませんが動画を生成する「VideoFX」があります。
こちらは早速順番待ちして、使える日を楽しみにしておきましょう!

まだまだアップデートしそうな「ImageFX」
今後も注目していきたいですね。


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