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クリエイター必見!画像生成と画像編集が同時にできちゃう「Recraft v3」がやばくなぁ~い?
秋終了のお知らせ
こんちわ。今週は暖かかったですが、またすぐ寒くなるそうですよ。
みなさん風邪などひいてませんでしょうか。腹巻するんやで。
私行きつけのコーヒー店でおなじみ「タリーズコーヒー」ですが、最近は外回りが多く、なかなか行けてませんでした。
そして、昨日久しぶりに行ってみたのですが、お気に入りのドリンクが終了してました。
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全俺が泣きました。
季節限定だと…?
おいしいんだから、ずっとメニューにおれよ!
月見バーガー、お前もだぞ!
なんで秋限定なんでしょうか。
しかし、昔の偉い人も言っておりました。
「枕元の抜け毛が増えていたり、お気に入りの惣菜パンがコンビニから姿を消したり そういう小さな絶望の積み重ねが人を大人にするのです。」と
by 呪術廻戦 (いや、呪術廻戦かい!)
まぁでもその後「そんなに好きだったんですか?」って、綺麗な店員さんとお話できて、終始デレデレしてました。
まだまだ思春期の41歳です(キモ!)
Recraft v3とは
と言うわけで、今回は「画像生成AIシリーズ」となっております。
お久しぶりーふ。
以前、「ImageFX」をやって、すげーすげー言っておりましたけれども。
また画像生成AI業界にはに新しい風吹きまくりです。いや、もうなんぼほど風が吹くのでしょうか。
課金の嵐ですよ。AIほんまいいかげんにせーよ。
そしてご紹介するのは「Recraft v3」
2024年10月30日に放った新作でございまぁす。
この画像生成モデルは、HuggingFaceが実施したベンチマークテストで、MidjourneyやBlack Forest Labsといった競合AIツールを超える点数をたたき出したすげーやつらしいです。
ただぁ!!
私は簡単に騙されないんですよ、みなさん。
画像生成とは、結局はアウトプットがどうなのかなんです!
数字やデータなんてどうでもいいのです。いや、どうでもは良くないけど!(どないやねん)
とにかく、いいものが出るかどうか、この目で確かめて、ご報告いたしますです。
Recraft v3開始
早速やってみましょう。
お、無料版があるじゃないですか!まずは10ポインツ!!
滑り出しはいいですよ。
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とりあえず無料で50クレジット使えるという事ですけど
これは多いのでしょうか?少ないのでしょうか?
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(いや、そりゃそうだろ)
TOPはこんな画面です。今までの生成AIツールっぽくないですね。
画像編集ツールに近い感じ。
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Image(生成開始)
どうやら左上の[Image]から生成していく感じですかね。
持ってくれよ… オラのクレジット…!!
手始めに「綺麗な女性」と打ってみましょうかね。
ImageFXでは私のよこしまな念をキャッチしたのか、生成してもらえなかった苦い記憶がありましたが、今回はどうでしょうか。
ちなみに日本語プロンプトも対応しているようです。神やん。
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デフォルトでは1回で2枚の候補を出してくれます。
Midjouneyのような美しさではなく、ImageFXのような実際にいそうなリアリティ系な画像生成っぽいですね。
機能いろいろ
それで、以下の機能があってこれが結構秀逸なので、いくつか紹介したいと思っています。
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背景除去

このハサミを使うと背景を除去ができるそうです。
今までだと、プロンプトに「白背景」と打ち込んだり、他の編集ツールを使って除去していたのですが、ここで出来ちゃうのは楽ですね。
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背景変更

このカメラ?みたいなアイコンで背景を変更することができますよ。
こんな感じで斜めのラインが入ったら、どんな背景にしたいかプロンプトを打っていきます。
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今回は[京都に風景]としてみましょう。
するとこんな感じで背景が変わりました。
これは編集が簡単ですねー。
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モックアップ

個人的にこれすごいなぁと思ったのが、[モックアップ]ですね。
このアイコンをクリックしてから「白Tシャツ」とプロンプトを打ちます。

作成すると、Tシャツの真ん中に小さなフレームが出てきますね。
ここに「白いネズミのキャラクター」とプロンプトを打って白ねずみちゃんを生成します。

この白鼠ちゃんをTシャツの真ん中に移動すると、こんな感じでTシャツに印刷されたように貼り付けてくれます。

例えばカップを生成して、そこにイラストを貼り付けるのようなこともできます。クリエイティブの幅が広がる面白い機能ですね。
インポート

こちらには別の生成AIで作った画像などをここにインポートすることもできます。
ちなみにこれはImageFXで作った画像をインポートしてみました。

「いやいや、そんなの普通じゃん。」と思われた方
うるせー。
例えば、こちらの画像を選択してハサミアイコンをクリックすると

Recraft v3で作っていない画像もしっかり背景を消すことができました。
またこちらを[モックアップ]にもできるっぽいです。

別の画像も編集する素材になるのはありがたいですよね。
スタイル変更
ここでスタイルを選ぶことができます。

このムジナのアイコン(ムジナって言うな)でいくつかのスタイルを選択することが可能です。
今までの画像生成AIだと、このあたりのスタイルはプロンプトで指定するのが普通でした。
ここでスタイルを固められるのであれば、便利機能と言わざるを得ません。

永久に完成しそうもない絵本「すもも太郎」ご存じでしょうか。
私、だいたい画像生成を試す際は「着物を着た少年」を生成してみてることにしてます。
いろんなスタイルの「すもも太郎」を生成してみましょう。
デフォルト
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ムジナスタイルでやるとこんな感じですね。

もう正解に近い画像が生成されましたね。
他も色々見てみましょう。
Natural light

実写に近い感じでしょうか。
こんな感じに生成されました。

こちらはリアルな少年って感じで生成ができました。
実際にいそうな少年ですよね。クオリティ高い!
Pecil sketch

色鉛筆のデッサンって感じでしょうか。
これは綺麗な絵になりそうで期待できますねー。
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急にクオリティが落書きレベルになったけど、大丈夫か?
うちの子の絵日記かと思いました。
もしかするとスタイルによって、向き不向きがあるのかもしれませんね!
Clay
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これは粘土細工って感じですかね。クレイアニメーションを想像すると分かりやすいかもですね。
ちょっと嫌な予感がするのですが、大丈夫でしょうか。

なんかもう”はにわ”みたいになってます。
そしてこの悲壮感。帰ってきたら家が燃えてたみたいになっとる。
「すもも太郎」の作成
いざBasic Planへ
…と言っているうちにクレジットが0になってしまいました。
なんてこったい…
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致し方ない。約1500円をお支払いしましょう…
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いやいや、たかだか1500円です。
今日は昼飯抜き、キャベツばかりをかじりながら、引き続き画像生成がんばっていくので、みんな金くれよな!!
さぁ、クレジットがほぼ0から1,000クレジットに回復しました。
瀕死の状態からバリ元気!!これで魔人ブウも終わりです。いい奴に生まれく変われよ。
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プロンプトでスタイル指定
力が戻ったところで、「すもも太郎」の場面がどれだけ作れるかやってみましょう。
色々生成してみて思ったのですが、
[スタイル]ではそこまで絵柄を統一できない感じもありました。
Midjouneyとかと一緒の感じでプロンプトでスタイルを指定してみた方が確実かもしれません。

うーん、ただそれでも若干テイストは変わってしまいますね。これが画像生成の難しいところ…
と悩んでいましたら、こんな機能もありました。
Image Set

これを使うと同じテイストの画像6枚を作ってくれます。
これである程度、統一感のあるイラストを生成できるのではないでしょうか。

すもも太郎の表紙を作成
上記のような感じで下記の画像を生成してもらいます。
①[着物の少年]
②[白ねずみ]
③[カモノハシ]
④[ネッシー]
⑤[日本の田舎]
⑥[赤鬼]
とやるとこんな感じになりました。
ちなみに日本語プロンプトでもいいのですが、やはり英語プロンプトの方がクオリティは高い傾向はあります。
でも赤鬼は日本語にした方が日本の赤鬼っぽくなりますね。
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さてこれをコピー ⇒ ハサミで背景消去 ⇒ それぞれ貼り付け⇒ [Marge]を選択
…と出来上がったのがこんな感じになります。
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テキストが英語しか打てなかったので、「fin」みたいになりました。
フランス映画のエンドロールかよ。
まぁちょっと切り貼りした感は否めないですが、テイストは同じなので、そこまで違和感は少なめになった気がします。
まだまだやりようはありそうなので、やりこんでいきたいです。
まとめ
さてRecraft v3を使ってきましたが、率直に思ったのは
精度が期待してたよりは低いかなって感じがしました。すまん。
例えば、人物を生成すると、どこか別の方向を向いてしまって、正面を絶対向いてくれません。これ結構致命的です。
細かく見ると破綻している部分も少なくないので、やっぱりこういうのは使ってみないと分からない部分ですよね。
しかし、私が生成したものは一部ですし、もっと良いプロンプトがあったのかもしれません。
そこはみなさん楽しみながら試していただけたらと思います。
しかし、画像編集が一緒にできるのは、普通に便利です。
絵本なり、パッケージなり、生成した画像を編集をするには別のツールを使う事って結構多いのではないでしょうか。
編集機能もこれからどんどん追加していけば、オールインワンでクリエイターにはうれしいツールになっていくような気がします。期待してるぜ!!
あとお試しに50クレジットって少なすぎるで、もっと増やして♪