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プロフィール&経歴 

本当にありがたいことですが、ここ数年SNSでナガタユミを知ってくださる方が増えました
展示会場など今まで直接お会いしたことがある方々には経歴など「ナガタユミはどんな人なのか」について既に知っていただけているとは思うのですが
今回は新しく興味を持ってくださった方に向けて自己紹介をしたいと思います
作品情報をご覧になる方はこちら ポートフォリオサイト


生粋の油絵っ子

1986年千葉県生まれ千葉県在住
今は1人の女の子を育てる母親です
主に絵画作品を作っています

8歳くらいの時に油絵を絵画教室で習い始めました
絵画教室自体は3歳から通っていました
中高では美術部に入部し油絵を描き、大学も多摩美術大学油画専攻に進学
生粋の油絵っ子、油絵の経歴がとっても長いです
いえ、長かったです・・・
今は残念ながら、油絵具をメインには使っていません
妊娠期からテレピンという揮発性油を使用する油絵制作に抵抗を感じたのが大きな理由です
また産後体調を崩して、まとまった制作時間も取れない中、油絵具以外の画材を模索して使い始めたのがアクリル絵の具です
もともとアクリル絵の具は苦手でした
ゆっくり乾燥して絵の具を重ねて発色させて描く油絵と違って乾くのは早いし光の反射屈折も違い制作は順調とは言えなかったんです
試行錯誤の末、今の作風に落ち着いた感じです
最近になって油絵具も使用するミクストメディアの制作スタイルになりました

活動について

千葉県で子育てをしながら、独特の色彩で半立体作品の造形制作を行なっています。個展グループ展多数、ワークショップの企画運営、絵画教室アドバイザーとしても活動の場を広げています。

以下が展示の経歴です

2006.11 個展 珈琲茶房
2007.09 二人展 ギャラリーゑいじう
2007.10 団体展 新国立美術館
2008.02 個展 galleriaACCa
2008.02 団体展 新国立美術館
2008.07 個展 ギャラリー代々木
2008.10 個展 武蔵野画廊
2008.10 団体展  Pax arts asia(北京)
2009.01 団体展 ギャラリー パステル
2009.03 個展 ギャラリー パステル
2009.09 個展 ギャラリー代々木
2010.04 個展 galleriaACCa
2011.03 個展 ギャラリー代々木
2014.03 個展 武蔵野画廊
2014.05 野外イベント にわのわ
2014.12 団体展 武蔵野画廊
2015.05 野外イベント にわのわ アート&クラフトフェア チバ
2016.03 個展 galleriaACCa
2020.12    個展 ニジノ絵本屋
2021.12     団体展 たまびチャリティビエンナーレ
2022.10    個展 ポットラック
2022.11     4人展 +ノーション

2007年には行動展という絵画団体で入選
2019年には東京装画賞というコンペで入選させていただきました
2020年に「裕美圖法」というzineを発行no.4まで発行しこれからも続けて制作していく予定です展示会場やネットショップで販売しています
また同年よりイラストレーションの提供も始めました(提供先:名刺デザイン、フリーマガジン)


中学高校での教員経験


展示販売と並行して、中学と高校の美術の教科担任をしていました
大学を卒業してから結婚妊娠をするまでの9年間です
育児中心の生活ではありますが、作品展示やワークショップなど今までの経験を活かして今後もアートを通じて人と関わる活動をしていきたいと考えています

生涯にわたって美術を愛する

私は絵を描くときだけではなく常に「生涯にわたって美術を愛する」を意識しています
この言葉は美術の学習指導要領に記載されています
美術の授業の目的の一つなので日本で義務教育を受けた人なら全員が触れていることです
でも、残念ながらその学校の授業だけでは「生涯にわたって美術を愛する心を育てる」には足りないんじゃないかなって思っています


知っていましたか?

年代にもよりますが、年間35回以下なんですよ、美術の授業って
だからこれからイベントなどの活動も通して、一人でも多くの方に「美術って楽しいね」もしくは「好きだった」と生涯にわたって思ってもらえるようなお手伝いができたらいいなと思っています

何を描いているのか

制作活動のコンセプトの話をします
今まで特別に熱中して描いたモチーフというものがありません
何を描くかということよりも、色と色の組み合わせや絵肌の見え方などを作り込むことが好きな学生でした
10代は写実表現に一生懸命で静物モチーフを自ら組んでは描いていました
20代は自分と向き合うことで溢れ出てくる色や形をどう表現すればいいのか、言葉とは別の表現方法を身につけようと頑張っていたのだと思います。アイデンティティーへのアプローチの純度が高まった時期でした。その頃から絵画を描くというより物としての存在感を意識していました。教授からは「半立体」と講評されていました
30代では守るものもでき、一般的標準的なものに何の抵抗もなくなり面白くなくても笑えるような器用さを身につけた反面、私は何者かという執拗な問いをすることも減り子供性を失ったことへの喪失感、以前とは同じようにいられなくなったことへの不安感にもがいていました。そのような苦しみから2022年ようやく脱出かなと思えるようになりました。子育てしている私も私。私だけのことに集中する私も私。どちらかにならないといけないなんてことはないとやっと心が落ち着いた気がします。私も作品も変わり続けることが楽しくなってきたところです。企画展などで事前にテーマをいただき制作する時など、私ならどう作れるか考えるのが最近は特に楽しいです

SNSについて

Twitterでは考えたことや制作の進捗、告知などをしています
Instagramには近年発表した作品の写真などを載せています
Webサイトには活動全体のまとめ、お仕事のご依頼フォームなどがあります

ナガタユミはSNSで頻繁に交流をするタイプです
作家活動は基本孤独なのでいいねコメントいただくとすごく励みになります
ワークショップもたくさん企画しています
興味のある方は是非お声をかけてくださいね

何か思い出したら追記しようと思います
最後まで読んでいただきありがとうございました!

ナガタユミでした

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