紙と活字
子どものころ、タイプライターみたいなおもちゃを買ってもらったことがある。
自分が考えた文章が、ハンコみたいにして小さい文字で紙に打たれ、そのころはわからなかったけどそれは「活字になる」ということで、「活字になる」は子どものわたしにとってもよろこびと気持ち良さがあって、たくさん文章を打った。
昔の小説家や詩人のみなさんは、はじめ手書きで、そのあと活字になるから、今よりすごく「活字になる」の感動があったのだろうな。
現代に暮らしているわたしは、家庭で気軽にプリントアウトして、活字になった自分の文章を見ることができる。それでも、やっぱり、プリントアウトして紙にのった自分の文章の活字は、おお、となる。
「活字になる」には、よろこびが、あるなー、と、わたしは、紙と活字が、好きだなー、紙と文字はいろいろな種類と組み合わせもあるので、それも、いいなー。
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