2023.2.18 たーのしー!
新しく小説を書き終わった。多分、70枚ぐらい。
書いている間、楽しくて、たーのしー!って思いながら書いているけど、ふと冷静になった瞬間、こんな意味わかんないような自己満足で書いている小説誰が読むんだ? という言葉が浮かぶ。
書いている最中、楽しいのだから、それだけで十分であるような気もする。ジェットコースターに乗って、たーのしー! となったあと、その楽しさを誰かわかってくれる人はいるのか? と考え、気持ちがシン、とする人はあまりいないだろう。
ジェットコースターに乗っている最中の、たーのしー! を競い合う大会があり、選考委員が、「その「たーのしー!」より、こっちの「たーのしー!」のほうがより優れているので、こっちの「たーのしー!」に賞を差し上げましょう」ということもないだろう。
ちょっと、例えが最初から間違えたかもしれない。ジェットコースターとは比べてもしかたがない。私は三半規管が弱いので絶叫系の乗り物は苦手であるし。
小説を書いている最中の、たーのしー! が、私以外の、他の誰かのたーのしー! にもなったらうれしい。けど、評価を気にしていると、本当に、なにも書けなくなってしまう。
しばらくは、自分が心から、たーのしー! と思える小説を書きたい。それで、今は、そんな小説を書き終わって、直していて、とても、「たーのしー!」。