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詩誌ラヴァーグを読みました

 詩誌というものを、生まれて初めて買った。
 詩で、詩集、があるのは知っていて、詩誌、があるのは、ぼんやり知っていた気もするけど、しっかりとは知らなくて、どういうものなのだろう。
 詩誌には、ひとりの人でなく、複数の人の詩が載っている。
 わたしは、雪柳あうこさんの、現代詩手帖2024年11月号に載っていた「踏切にて」が好きで、詩誌を初めて買うのであれば、雪柳あうこさんが主宰されている「ラヴァーグ」にしようと決めていた。
 まず、表紙、裏表紙がつるつるしていて、写真が、紫っぽい水の揺れている瞬間をとらえて、なめらか。
 この、noteに載せた表紙の写真では、完全に色が青に見えるのに、今、目の前にある表紙は、紫色に見えるのが、不思議。
 見る場所、見る位置、画面の違い、見え方が変わる、初めはお菓子のようにも見えた。さまざまな見え方読み方ができる詩のよう、素敵な表紙。
 中の紙もつるつるしているところに、テーマの詩であったり自由詩であったり、イベントの報告もあり、盛りだくさん。そうか、詩誌は、詩だけでなく、さまざまな文章があるのだ。
 ひとつひとつの詩を、とても楽しく読んだ。
 さまざまな形の詩が、なめらかだったり、光ったり、「ふれる」がテーマであるところでは、少しどきっとしたり。甘いみかんもあれば、すっぱいみかんもある。
(最近、たくさんみかんをいただいて、毎日食べている、それぞれの味の違い)
 詩誌の楽しさを、たくさん味わうことができました。
 ありがとうございます。

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