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have pride にした理由③

指導がなかった。

hajimari no tsuduki--エピソード5--


ではなく、そのタイミングでのアドバイスはなかった。

エラーを起こしたタイミングでアドバイスしていないのだ。

その選手も特にアドバイス求める素振りもなくそのまま。

どうなるのかなと思って観察していると、ある時期になると選手側からその方にアドバイスを求めにいっていた。

ある時期とは、大事な試合が近い、レギュラーがかかっている、負けが続いている、役職(キャプテン、リーダー)につく時だ。

その方にそれを聞くと、

「自分事、もしくはこれが勝敗に関わるなど、大きなこと、大事なことの時に自分を客観的にみる時がくる、その時になんとかしないといけない、なんとか改善したい、そっいった欲求のタイミングで欲している情報を与えることが1番効果がある。そしてそのタイミングでこちらが圧倒的な熱量で向き合ってあげることで、人は変われる」

確かに、人は見違えるほど変わっていた。

単純にエラーパターンを指導する方法、とは別のアプローチ方法で根本的に行動変容を促す方法。

勉強になった。

自分がすぐマネできるか別として、こういった方法があるのかと学ぶことができた。

同時並行で自己学習していた脳科学や心理学の勉強をしていたので、学術的なところからと、現場で学べたのは大きかった。、、、、

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永代優仁 / ナガヨ マサヒト
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