久々にKintoneを触ってみました
皆様こんにちは。
2月はなかなかビジネスのネタを提供してませんでしたね。
3月は少しビジネス寄りで行きたいと思います笑笑
さて、今回はお客様提案用に久々にサイボウズ社のKintoneに触れてみました。
1.Kintoneとは?
Kintoneとはサイボウズ社が開発したノンプログラミング型のWebデータベース型業務アプリ構築クラウドサービスの事です。
サイボウズ社は自ら育児休暇を取るなどしてメディアでも度々取り上げられている青野慶久氏が代表を務めている企業で、これまでにもサイボウズ Officeやサイボウズ ガルーンなどの製品を世に送り出している企業でもあります。
そんなサイボウズ社が2011年11月に出したサービスがKintoneであります。
2.Kintoneで何ができるの?
このソフトの最も優れている点が前述の通りノンプログラミング型で直感操作でシステムが作れるという点にあります。
こちらがKintoneにログインした直後の画面になります。
ある種のポータルサイト風な作りになっており、画面右側にある「アプリ」というところでアプル作成などができるようになっています。
アプリを新規で作るときには「アプリ」の右横にある+をクリックすると
このような画面が表示され、本当に新規で作ることもできますし、左にあるような業務単位や業種にマッチしたアプリを探して登録し、それらを簡単にカスタマイズすることもできます。
実際に左側メニューの「営業・セールス」をクリックすると
このよなアプリストアの画面が表示され、作りたいアプリのテンプレートを追加することもできます。
そして、実際に作る画面も
このような作りになっていて、左にある項目を右の空白部分にドラッグ&ドロップするだけで誰でもが簡単にシステムが作れるとあって大企業から中小企業に至るまで数多くの企業での導入が進んでいます。
例えば、経理部門だけで使いたい仕組みがあれば、実務担当をしている経理部員が簡単に作ることができますし、会社全体のシステムであれば情報システム担当部が作りながら各部署に確認をとって進めるといったことも可能ですし、業務を進める中である項目を追加したいとなればすぐに追加できたりするのがこのシステムの最大の特徴であります。
実際にこのツールを使って会社の根幹でもある基幹システムを作っている企業があるのも事実です。
3.今回、私がこのツールを使うことになった背景
実は、私自身前職でKintoneについてはデビュー当初からモニタリングをしており、2年半前の基幹システムリニューアルプロジェクトの際にもこのツールを販売管理システムとして使うことも検討していましたが、その時にはビジネスフローそのものを見直すことも同時にしており、「業務をシステムに合わせる」というコンセプトが固まり、このツールを断念して別のクラウド型 ERPツールの導入を進めました。
その後もこのツールのポテンシャルの高さは実感していたのと、色々とできることも増えてきた関係で今回改めて自身で触れることにしてみました。
触ってみると本当によくできたツールだという風に感心をするとともに、これは色々なところで使えるという実感を持ったのも事実です。
そして何よりも販売管理システムとして使えるサードパーティ製品が出てきていることもあり、しばらくこのツールを活用していこうと考えている次第です。
ビジネスとしてはもちろんのこと、プライベートでも活用できるのではないかと模索しているところでもあります。
2月に私が投稿してた競泳水着の分析なんかもこのツールで簡単にフォーム化することで、データ登録後に瞬時に統計データも取り出せますし、グラフ化もすぐにできたりします。
これまでだと少し複雑なことをしようと思うと、システム会社に依頼してプログラムされたシステムを構築してもらい、使いながら修正してという工程がありましたが、これを使えば簡単に誰でもできるので非常に秀逸であります。
ただし、このツールは初回契約が5ライセンス以上となっていますので、個人として使うには少しハードルはありますが、企業のデジタルトランスフォーメーション化の一助になるツールではないかと思っていますし、このツールを活用してこのようなことができないかなどの相談も随時、私のところでお受けしたいと思っておりますので、気軽にお声がけいただければと思います。