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vol.14【老化サインを見逃すな 回顧】これが兆候でした(ついサラッと流しがち)。

先日、子供の保護者会へ行った時のこと。感染症対策のため自粛が続き、久しぶりに体育館へ。先生の説明を聞きながら床を見ると、キズが縦横無尽に走っていました。あれっ、入学した時は改装したばかりで、ピカピカだったのが、しばらく見ないうちに! 人間も同じかもしれないです。

どうも、病気の父・ペエくんと、介護する母・ブンブンの二人きりの生活を心配して、遠隔でテコ入れしている娘のマアちゃんです。

今回は、この時点で気づいて対策を打てば良かったな、という老化サインを列記します。
(きっと、いつか自分も辿る道なんですね。なだらかな、自然な道なんだと思いました)。

1取り繕っている

「ずいぶん、ヒマなんだね!」
ちょっと言い間違うと、「マアちゃんの方が、おぼつかないじゃない!」と突っ込んでくる。
憎まれ口か、負け惜しみか。
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当初、「ごまかし、煙に巻くのがすごい」と思ってnoteにも書いたのですが、正しくは「取り繕っている」でした。歳を重ねると、脳が縮むんですよね。シナプスのつながりも鈍くなる(自分も40代で、それ徐々に感じてる!)。だから、これは少しずつ積み重なった老いが顕在化しただけなんです。
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2連れ合いを「もう、あの子は!」のように子供扱いする

3年前にブンブンが、「病院行った時にね。認知症やら要介護度やらのチェックになるとね。一生懸命やって、普段以上にできちゃうんだよ、あの子は」とか、近所の店へ食事に行って「今日はたくさん食べられたね!」と言っていて違和感があったのに、アンテナが鈍かったな。
連れ合いのことを「あの子」と呼ぶのは老いの積み上がってきたサインですね。

3(連れ合いのことをわざわざ)「しっかりしてるよ!」と健在ぶりを強調する

ブンブンがいつも言ってたフレーズ。聞いてもいないのに、なぜ、わざわざ言うんだろう? と違和感を感じていたのがこれ。電話するたびに言っていました。

4「ちょくちょく電話よこして!話してやって!」と言われる

これを言われるようになったのも、思えば3年前。

5趣味をイキナリやめる

ブンブンは畑仕事や花を育てることが好きで、生活の一部だったのです。でも、急にやめたので、老いて自分の体がキツいんだな、と思っていましたが、連れ合いの介護、という理由が隠されていたと後から気づきました。

6外で老人扱いされている

お医者さんなどが、大きな声でゆっくりと話していて、「わかる?」なんて確認までされて。年寄り扱いするな!と腹が立っていたけれど。私がいなくて気を抜いてる時は、いかにも年寄り、という振る舞いのこともあるみたいです。あと、その枠にはまって行動すると本人たちがラクな時もあるみたい。

7歩くスピード

介護されてるペエくんにばかり目がいって気づかなかったのですが。介護している側の私の母・ブンブンも、3年前より歩く速度が4割減かな、という印象です。

8「免許返そうかな」と言う

きっと、老いを実感してるんですよね。サラッと聞き流してしまいがちですが、いよいよ本人が口から発した時には、心から必要を感じて言っていると思いました。




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