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俳句、「ひとり」から始まるハーモニー
俳句を作るときは「ひとり」でも
「一人ぼっち」じゃない。
詠む・読む。
その2つがあるから、俳句は座の意味を深め、座は「コミュニケーション」として機能できる。
作品の中の私の風景とあなたの風景が重なる。
その時、私たちはひとりではなくなる。
作品を作るだけでなく、他人様に俳句を伝える活動を始めたことで、上記のことをますます強く感じる。
そして、そんなことを互いに共有し、話し合える俳句友達がいる幸せ。
句集『柔き棘』を編んだときに願ったことを、今年も押し迫った中、さらに願います。
「俳句をしている人も、していない人も共感できる俳句をこれからも詠んでいきたい。そして、いつか誰かと繋がることができますように」