あんこ
自分の俳句作品や、鑑賞、思いなど気ままにまとめています。また、短歌などの短詩形作品などについても触れています。
過去に発表した俳句作品などを掲載しています。「物語る句」は他ジャンルの作品にインスパイアされた二次創作的なものが中心です。
2023〜2024年の俳句「一日一句」を掲載しています。併せて、つぶやきも。コメントは作品に対する感想でお願いできれば嬉しいです(ご自身のページの宣伝等はご遠慮ください)。
担当している㈱カルチャー俳句講座の生徒さんへのコーナー☆講座感想や作句ポイントなど。
句集、歌集をはじめとした「好きな本」の感想ページです。
2020年7月、ネット限定にて刊行いたしました! 第一句集『揮発』(絶版)以降の372句を収載。 note掲載の第7回俳句四季新人賞・最終候補作品からも入集。 俳句をしている人はもちろん、馴染みのない方にも手にとって頂ける一冊や機会になれば嬉しいです(有難いことに残部は20部未満となりました)☆ ★現在、著者からの直販にてご購入いただけます(紅書房からの販売は終了)。 ご希望の場合、下記【お問い合わせフォーム】に必要事項を入力の上、送信くださいませ。折り返し、購入方法につ
君を待つ ため息を掠めて紋黄蝶の羽 不愛想な自転車の兄春の昼 鳥ぐもり祖父と妹はるけくて 報酬はエクレア一つ夜半の春 手に載せし鍵に朧のけはひかな ひこばえや兄の言葉のぎこちなし ひとり守る家の廊下の陽炎へる 永き日や用心棒は猫のふり 鳳凰の書棚春陰の鍵穴 二人なら開く扉よ風光る 君を待つ春夕焼の兄と祖父 未来より降りやまぬ花いつまでも ※俳句12句は、放映された物語からインスパイアされて作者(私)が詠んだものです。 今回、紋黄蝶(モンキチョウ)らしき蝶がニャンコ先生の頭
✤2024日日俳句 にちにち・はいく✤ 11/21 その名はネメシス冬薔薇の真つ赤 ✰ネメシスは「復讐の女神」とアガサ・クリスティの作品で知った。後で復讐ではなく義憤という説を読んだが最初の刷り込みは強く、恐ろしく美しい女神が脳裏に浮かぶ。寒くなると読みたくなるクリスティ。
✤2024日日俳句 にちにち・はいく✤ 11/20 山茶花や住宅街のクリニック ✰句会。憧れの先輩の特選に。ただただ嬉しい。(画像は季語とは無関係です)
✤2024日日俳句 にちにち・はいく✤ 11/19 冬川の向つてきたり私へ ✰寒い。川はゆっくり流れている。 今日の雲はまさに冬の雲。 冬の雲の表情は大好きなので嬉しい。
✤2024日日俳句 にちにち・はいく✤ 11/18 フィナーレへ冬満月の上がりけり ✰昨夜の『光る君へ』は道長が望月の和歌を詠んだシーンが白眉。和歌の解釈がまさかで脚本・演技・演出に唸った。折しも16日は道長が和歌を詠んだ時と同じ望月。でも曇で見えず。画像は放映日17日の月🌕️
✤2024日日俳句 にちにち・はいく✤ 11/17 パソコンの前の頬杖室の花 ✰これから句会。まだ全然できてないので唸りながら作っている。毎回の展開。
✤2024日日俳句 にちにち・はいく✤ 11/16 アロエ咲く人懐つこき島言葉 ✰カルチャー俳句講座。生徒さんの作品でアロエの花は冬の季語と知る。えー!前から歳時記にあったっけ? ダメなワタクシ😅そういえばどこかで見たことある花だ。印象的で面白い花なので、私も初めて詠んでみる。
※以下は、筆者の私見であり備忘録です。間違いなどある場合はご容赦くださいませ。 現在、NHKのEテレ「100分de名著」では「百人一首」が取り上げられています。 先日放送の第二回では枕詞や掛詞、縁語や見立てなどの和歌のさまざまな技巧が紹介されていました。 31音を細かく見ていくとさまざまな技巧が繊細に組み合わされており、短い音数の詩型を存分に生かし、世界を膨らませるための効力の素晴らしさがよくわかりました。 番組では、和歌の主な技巧として下記4つが紹介されていました。
✤2024日日俳句 にちにち・はいく✤ 11/15 雨粒のふつくら金柑はしやぎをり 引継ぎの日誌にサイン冬の雨 ✰近所で金柑を発見。金柑は秋の季語。でも、詠んだことがないので今回特例で挑戦。雨だったので季語「冬の雨」も加え2句。しかし、今まで何で気づかなかったのか、金柑🍊
✤2024日日俳句 にちにち・はいく✤ 11/14 暖房や丸めて持ちし問診票 ✰病院の検査付き添い。道すがら、木々の葉は随分赤らんでいた。冬めいてきたなあ。
ふたたび霧 鳥籠のこゑ霧よりもやはらかく 廃線やしのつく雨へ緑の眼 トンネルは黄泉比良坂蛇行せむ 妖の咆哮すさまじき木霊 左目のほほゑみ薄く滴りぬ 空割れてきこきこと木偶の肢体 傘を広げて祓ひ屋は花の下 禁術の匂ふ夕闇孕みけり とこしへに欠けし右目よ天炎ゆる 泰山木散るほほゑみに影の色 雨上がるふたたび霧となる人よ 夕焼に縁の少し見えさうな ※俳句12句は、放映された物語からインスパイアされて作者(私)が詠んだものです。 今回、映像から季節の判断が難しく独断で下記と
✤2024日日俳句 にちにち・はいく✤ 11/13 約束の時刻来るまで酉の市 ✰もう酉の市の時期。実際に熊手を買ったことはないが、賑わう人や様子を見ていると楽しい。熊手も華やか。冬らしさを感じる。
✤2024日日俳句 にちにち・はいく✤ 11/12 天文台行きのバス来る神無月 ✰カルチャー俳句講座。こちらでも俳句ポスト365に挑戦し始めた方達が。クラス同士の交流はほぼ無いのに同じような時期に各々腕試しをスタートとは。不思議。やらずにマイペースも勿論OK。楽しくが一番☺
✤2024日日俳句 にちにち・はいく✤ 11/11 調律の甘きピアノや帰り花 ✰大河ドラマ『光る君へ』もいよいよ佳境。毎週楽しみにしていたから、来月の最終回を思うと…多分『夏目友人帳漆』も同じ頃に終わるからダブルでロスが来そうでマジで今からコワイ😅
✤2024日日俳句 にちにち・はいく✤ 11/10 枯木星ピエロの黒き涙かな ✰なかなか良い休日でした☺