シティポップなんか興味ないし/村松邦男激白
どこかの誰か
「はい論破!」
わたし
「戦前のコメディアン?」
(それは”ロッパ”だよ。)
「下心満載の飲み会?」
(それは”コンパ”だってば。)
「頭にお皿のあるヤツ?」
(そりゃ”河童”だよ。いい加減にしろ!)
「こりゃまた失礼。」
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(敬称略)
村松邦男と川村恭子のYouTubeチャンネル。
「とりあえZOO」。
チャンネル登録者数、
視聴回数ともに
非情に「地味」ですが。。。
ほぼ「昔話」オンリーなチャンネルで
「懐かしがってるだけだけど何か?」と
開き直った感じが最高だと思います。
(ゲストも
茶飲み友達みたいな方が多いし。)
ときどき
村松邦男が
涼しい顔で「毒を吐く」んですが
それが楽しみ。
この(↑)回は
「シティポップ」が好きな方なら
必(視)聴です。
川村恭子から
「”シュガーベイブ”はシティポップの源流」と
持ち上げられた村松邦男。
「ぼく(山下達郎、大貫妙子も)は
欧米の音楽(みたいなの)を演りたかっただけ。」と
言い放ちます。
さらに
「シティポップに興味ない」とまで。
これ
本音でしょう。
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新しい解釈による
「シティポップ」の範囲拡大(?)とやらが
行われています。
こういうの
どんな「ブーム」のときも
必ずあることなのですが
ちょっと
「怪しい」感じを嗅ぎとってしまうのは
わたしだけでしょうか?
レコード会社の陰謀っていうと
おおげさかな。
1990年代
CDバブルの最中に
企業CMとのタイアップとか
広告代理店主導(?)で
テキトーに作られて
なんだかわかんないけど
バカみたいに売れたヤツとかまで
どさくさ紛れに
「シティポップ」扱いされてます。
さすがに正気に返って
聴いてみると
流行の上っ面だけなぞった陳腐なサウンドに
クリシェと強引な転調のメロディ
意味不明に前向きな歌詞。
再評価される見込みが少ない
そんな音源を
ここぞとばかりに再発して。
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でもね。
村松邦男の言葉は
重いですよ。
ウイスキーやワインを
初めて日本で造ったヒトたち。
国産の自動車やバイクに
最初に挑んだヒトたち。
同じように
「欧米の音楽が演りたい」想いだけをもって
楽器を持ったヒトたち。
そのヒトたちの作った音楽は
日本人のフィルターを通ったことで
欧米の音楽の単純な複製とはならず
後の世に
「シティポップ」と呼ばれるものに
なったのだと思うのです。
コピーライター(笑)とかいう
いんちき造語屋が
適当にでっち上げた
わけわからんフレーズを
無理矢理サビにぶち込んだ
安売りスーパーのBGMみたいな
雑な音楽とは
志が違うように感じます。