これは絶対「買い」でしょう/バッドフィンガーの本
(敬称略)
どこかの誰か
「それってあなたの感想ですよね?」
わたし
「はい、そうです(きっぱり)。」
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これは
「小さな奇跡」と呼びたくなる
「事件」です。
「まるごと1冊バッドフィンガーだけ」。
本当に?
いいの?
こんなの出して大丈夫なの?
発売日に現物を見るまで
ちょっと疑心暗鬼です。
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御多分に漏れず
わたしがバッドフィンガーを知ったのは
「バングラデシュ・コンサート」です。
「アップル・バンド、バッドフィンガー。」
ジョージ・ハリスンが
簡単に紹介します。
(映画では
控えめな拍手に応えて
アコギを抱えたメンバーが
頭を下げるのが
一瞬映ります。)
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1980年代中頃。
バッドフィンガーのアルバム(LP)は
中古盤屋の
「壁レコ」の定番で
とても高くて買えませんでした。
1990年代の初め頃
CDで再発されて
やっと聴くことができました。
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ストリーミングについては
いろんな意見があります。
特にミュージシャンからすれば
生活に直結していますから
わたしのようなものが
軽々に
その是非を論じることは
控えなければいけないと思います。
とはいえ
バッドフィンガーの楽曲が
マニアみたいなヒトたちにしか
届かないのは
悲しすぎると思います。
ストリーミングでは
バッドフィンガーの
ほとんどの楽曲を
聴くことができます。
そして
マテリアルのときは
高嶺の花だった
「幻の名盤」とやらも
普通に配信されています。
最新のヒット曲も
おおむかしにひっそりと世に出て
そして忘れ去られた曲も
同じ時間軸のうえで
並べて楽しむことができます。
ストリーミングの功罪について
モヤモヤとしたものを抱えながらも
その点は
ありがたく感じている
今日この頃です。
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バッドフィンガー(Badfinger)をまるごと1冊特集。
ビートルズ(The Beatles)の魅力をテーマごとにより深く伝えるシリーズの第5弾『アンド・ザ・ビートルズ vol.5』では、ビートルズが設立した
アップル・レーベルを代表するバッドフィンガーを特集。
中期以降のプロデューサー、クリス・トーマスと、末期のメンバー、
ボブ・ジャクソンの最新インタビュー記事、
ソロを含め全ディスコグラフィー(未発表音源を含むリスト付き)、
約40人もの関係者紹介など。
シーディージャーナルから7月31日発売。
■『アンド・ザ・ビートルズ vol.5』
藤本国彦 (編集)
<内容>
『ビートルズ・ストーリー』に続く好評シリーズの5冊目の登場です!
【企画概要】
ビートルズの魅力をテーマごとにより深く伝えるシリーズ第5弾です。
今回のテーマは、Vol.2で特集したメリー・ホプキンに続き、
ビートルズが設立したアップル・レーベルを代表するバッドフィンガー。
中期以降のプロデューサー、クリス・トーマスと、末期のメンバー、
ボブ・ジャクソンの最新インタビュー記事、
ソロを含め全ディスコグラフィー(未発表音源を含むリスト付き)、約40人もの関係者紹介など、見ても読んでも楽しめる1冊です。
どうぞご期待ください!
【主な内容】
■巻頭カラー
日本で発売されたバッドフィンガー/レア・コレクション
(菊池邦彦・上坂清之・吉川功一・渡辺 茂/ボブ・ジャクソン)
■巻頭最新インタビュー
クリス・トーマス/ボブ・ジャクソン
(菊池邦彦・若月眞人/朝日順子・丸山京子)
■特集1:バッドフィンガーの作品
バッドフィンガー・ヒストリー(若月眞人)/メンバー&ソロの
アルバム&シングルほか全作品紹介
(犬伏 功・真鍋新一・山田順一・若月眞人)
ディスコグラフィ(若月眞人・石山栄二)
オリジナル・アルバム未収録音源+リスト(若月眞人)
ボブ・ジャクソンとデヴィッド・ダイ・ジェンキンズの作品(若月眞人)
参加レコード(若月眞人)
■特集2:バッドフィンガーの音楽性
バッドフィンガーの音楽性(川原伸司)
バッドフィンガーを取り巻く人々
(石山栄二・犬伏功・山田順一・若月眞人)
日本のメディアでの紹介と報道1969〜75(大村 亨)
バッドフィンガーの思い出(バッドフィンガー同好会会長・星野英作
フジテレビで放映されたテレビ・ドキュメンタリー(石山栄二)
新田和長氏、バッドフィンガーを語る
私の中のバッドフィンガーとニール・ヤングと松村雄策さん(米田郷之)
■連載:僕の音盤青春記(牧野良幸)
バッドフィンガーの名カヴァーを聴く(真鍋新一)
アンドレ・ザ・ビートルズ(安田謙一・辻井タカヒロ)