リッチー・ブラックモアの恥レコ

（敬称略）

「恥レコ」って
世間一般に
通用する言葉でしょうか？

「初めて買ったレコードは
天地真理です。」とか言っても
現在では
何の問題もないですよね？？？

でも
数十年前は
いっぱしの音楽好きや
レコード収集家が
そんなこと
絶対言えない空気感が
あったことは事実だと
思います。

わたしも
今でこそ
最初に自分の小遣いで
買ったシングルレコードは
かぐや姫の「神田川」
LPはカーペンターズの
「ナウ＆ゼン｣と
誰にはばかることなく言えますが
昔はその話題になると
むにゃむにゃと誤魔化してました。

何がそんなに恥ずかしかったのだろうと
今になると不思議に思いますが。

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このあたりを
最初に
いじくりだしたのは
大瀧詠一だと思います。

「『ビートルズで音楽に目覚めた』なんて
言うやつは噓つきだ。
ビートルズ聴いてたやつなんて
クラスで二人くらいしかいなかった。
みんな三橋美智也や春日八郎を
聴いていた。」みたいな
発言があったと思います。

誰しも恰好つけて
自分の都合いいように
「記憶」を
改ざん（笑）したくなるものなのでしょうか。

わたしは
ピンクレディーのアルバムを
2枚（最初のライブ盤とベスト盤）を
持ってましたが
シンガーソングライターものを
集め始めたころ
レコード棚にピンクレディーがあるのを
どうしても我慢できなくて
捨ててしまいました。

「こんなのトモダチに見られたら・・・」と
思ったんでしょう。

愚かでした。

そんなに恥ずかしければ
押し入れに隠しとけば良かったのに。

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ネットの音楽ニュースで
読んで
大笑いしてしまいました。

まぁ多少「盛った」話でしょうが
あり得ると思います。

リッチー・ブラックモアと
コージー・パウエル、
ロニー・ジェームス・ディオが
「チキチータ」とか聴いてる姿を
想像すると
何とも言えずおかしいです。

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ディープ・パープル（Deep Purple）やレインボー（Rainbow）などでの活躍でも知られるリッチー・ブラックモア（Ritchie Blackmore）が
最も好きなバンドは、おそらくABBAだという。
ABBA愛を最近のオンラインQ&Aセッションで語っています。

この約40分間のQ&AはInstagramで配信されたもので、
彼のパートナーであるキャンディス・ナイトが司会を務めています。
インタビューは夫妻の自宅で行われています。

リッチーはQ&Aの中で、ABBAの曲の中で一番好きな曲について
尋ねられてこう話しています。

「面白い話がある。
俺たちはフランスの城で（レインボーの1978年のアルバム）
『Long Live Rock 'N' Roll』を作ろうとしていた。

みんなとても退屈していた。暖炉の周りに座っていた。
コージー（パウエル）と俺とロニー（ジェームス・ディオ）。
何のアイデアも浮かばなかったから、ちょっとイラついていた。
そしてコージーが“よし、白状しよう”と言った。
いつものように酒を飲んでいたから、俺たちは彼を見て
“何を白状するんだ？”と言った。
彼は“準備はいいか？”と言う。
俺は“ああ”と言うと、彼は“ABBAが好きだ”と言った。
それに対して俺が
“なんてこった。俺もABBAが大好きなんだ”と言うと、
ロニーも“ああ、俺もだよ”と言ったんだ。

俺たちはみんな
“ああ、ABBAが大好きなんだ”と言って恥ずかしくなった、
そんなこと言うもんじゃない。
そう言ったあと、
コージーはABBAの曲を全部持ってきて流すために走り出した。
俺たちは、この城の暖炉を囲んで、何時間もABBAの曲を聴き続けた。
自分たちで曲を作るべきだったが、
ABBAの曲を聴く方がずっとよかったんだ。

ABBAは最高のバンドだったと思う。
子供の頃はいつもABBAを聴いていた（注：ABBAのファースト・シングルがリリースされた時、ブラックモアは28歳だった）。
とてもメロディアスで、うまくいっていた。
素晴らしかった。おそらく俺の最も好きなバンドだ。
それを言うのは、ある地域では格好悪いことだとわかっている。
ABBAは素晴らしかった」

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