「産業ロック」の味方です
(敬称略)
村松友視が
「プロレスの味方」だと
高らかに宣言したのは
1980年のことでした。
その当時
プロレスは
2団体がTV放映され
高視聴率の人気プログラムであるのに
「見世物」
「八百長」と
蔑み罵られ
ボクシング、相撲といった
近親スポーツの愛好者からさえ
「お前らなんかと一緒にされたくない。」と
汚いものみたいな扱いを受けていました。
村松友視は
そんな世間一般の評価に
いちいち反論せず
独特のレトリックで
プロレス(プロレスラー)の
「凄み」を語ります。
観ている側の
視点の座標をずらすことで
対象物の価値転換を図ることは
一種の欺瞞と言えなくもないですから
絶対的な評価こそ是とするひとたちには
受け入れられないでしょう。
しかし
プロレスを馬鹿にすることで
己を相対的に「高尚化」しようとする
俗物に一矢報いるものでは
あったと思います。
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ということで
わたしも
「産業ロックの味方」だと
小さな声で
宣言しようと思うのです。
「産業ロック」という言葉を
「ある種のロック」と対比して
ネガティブな意味合いで語るならば
当然それは
「非産業ロック」
つまり「産業ロックではないロック」でなければ
なりません。
わたしは
「産業ロックではないロック」というのが
どこにあるのか
分からないのです。
過去には
どこかにあったのでしょうか?
イーグルスが言ったように
「1969年」以前であれば
それは存在したのでしょうか?
それはどんなバンド(ミュージシャン)を
指すのでしょうか?
まさか
ライブを請け負ったプロモーターが
バンドへの支払いが多額すぎて
破産したとかいう
例のバンドのことじゃないですよね。
ホテルの窓から外に
テレビを放り投げるようなことが
「Spirit」であるならば
そんなものは
無いに越したことありませんよ。
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MR.BIGの最後の日本ツアーを追ったドキュメンタリー映画
『最後のMR.BIG ~日本への愛と伝承〜』。
本編冒頭7分がYouTubeで公開されています。
本作の監督は、MR.BIGを始めさまざまな音楽アーティストの取材を経験し、NY支局特派員や政治部デスクを経て、
現在は官邸キャップを務めるTBSの川西全。
以前からMR.BIGのファンだったという川西監督は、
震災からわずか1か月で被災地・盛岡を訪れたバンドや
現地の人々の思いを知るべく、ライヴ取材から密着をスタート。
「2011年から2023年までの12年間、TBSだけが持つMR.BIGの来日公演映像やインタビューがふんだんに盛り込まれていて、
『MR.BIG~TBS Years』とも言える内容となりました。
作品を通じ、いかに彼らが日本を愛し、日本のファンから
愛されていたかというのが伝われば幸いです」コメントしています。
『最後のMR.BIG ~日本への愛と伝承〜』は
「TBSドキュメンタリー映画祭 2024」で上映されます。
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パット・トーピーが同行したツアーを
金沢で観ました。
MR.BIGが
ギター(&ベース)おたくだけに受ける
小難しい音楽を演ろうと思えば
すぐにいくらでも出来るのに
あえて演らない姿勢は
もっともっと評価されるべきだと
思います。
2017年09月22 (金)
本多の森ホール (石川県)
セトリ
Daddy, Brother, Lover, Little Boy (The Electric Drill Song)
American Beauty
Undertow
Alive And Kickin'
Temperamental
Just Take My Heart
Take Cover
Green-Tinted Sixties Mind
Everybody Needs A Little Trouble
Price You Gotta Pay
Take A Walk
Defying Gravity
Wild World
Rock & Roll Over
Around The World
Addicted To That Rush
To Be With You
Colorado Bulldog
1992
アンコール
We're An American Band
Baba O'Riley